iPhoneを買い替える前にしておきたいこと
新しいというだけで、何かワクワクする、浮つくような気分を覚えるものだ。
それが、新世代のiPhoneともなれば。
今手元に無くとも、企業のプロモーションビデオやウェブページに載せられた写真を見るだけで、無意識にニヤニヤとしてしまうものだ。
いざ手元に届いたとなると狂喜乱舞してしまうに違いない。
だが待って欲しい、新しいiPhoneに浮かれて、やるべきことをやっておかないと後悔するハメになる。
今回は、新型iPhoneを購入するにあたって、やっておいた方がいい項目を挙げていこう。
まず初めに、勿論バックアップ……と言いたいところだが、そのバックアップを取る前に下準備として使っていないアプリや動画や写真を削除してしまおう。
インストールしたは良いものの、実際にはそこまで使っていないアプリや、その場の盛り上がりだけで何となく撮った、何が写っているのか全く分からない動画や写真。
上記に限らず不必要なデータがあるとバックアップする容量が無駄に増えてしまうので、バックアップするための時間も相応に長くなってしまう。
それに、要らないデータを残していても、せっかく買い替えた新しいiPhoneの容量をイタズラに圧迫してしまうだけなので、買い替えを期にデータの整理をしておこう。
次に、バックアップだ。
なにはともあれバックアップだ。
しつこいようだが、本当にバックアップは大切だ。
筆者なぞ、この適当な性格が原因で何度バックアップを疎かにし、何度泣きを見たことか、何度面倒くさい思いをしたことか……
なので、バックアップだけは念入りにしておこう。
まずは、PCにiPhoneを繋ぎ、iTunesを起動しよう。
予め起動しておいても構わない。
そうして、概要から「このコンピュータ」と「iPhoneをのバックアップを暗号化」にチェックを入れた後、「今すぐバックアップ」をクリックしよう。
PCを使う利点は、バックアップと復元の時間が早いことだ。
しかしながら、MacもPCも持っていない、という人も居るだろう。
そもそも、ある程度なんでもこなせるiPhoneを持ちながら、他複数デバイスを所持する人間は稀有かも知れない。
筆者もその稀有かも知れない人間の1人なので、とやかくは言えないのだが。
さて、どうしてもiPhone単体でバックアップを行いたい、という人は「iCloudストレージ」を利用しよう。
とは言うものの、そのままでは容量が足りない場合は、追加でストレージを購入することとなる。
「設定」から「iCloud」へと進み、「容量」の「ストレージプランを変更」から、追加で容量を増やすことができる。
バックアップ時のみ使用して、必要なくなったらもとのプランへと変更し直すか、もしくは折角変更したのだからと1回使い倒してみるのもいいだろう。