AppleのAirTagは、持ち物を見つけるための便利なデバイスとして多くの人に愛用されています。
しかし、残念ながらAndroidスマホではAirTagを使うことはできません。
そこでこの記事では、Androidスマホで使えるAirTagの代替品について詳しく紹介します。
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目次
AndroidスマホでAirTagは使えない!
Appleが提供するAirTagは、紛失した物を簡単に見つけるための便利なデバイスです。
しかし、AndroidスマホではこのAirTagを使用することができません。
AirTagはAppleの「探す(Find My)」ネットワークを利用して動作するため、iPhone、iPad、またはMacといったApple製品が必要です。
AirTagを利用するためにはApple IDにサインインし、対応デバイスに「探す」アプリをインストールする必要があります。
これにより、AirTagが持ち物と一緒に移動した際に、その位置情報が「探す」ネットワークを通じて更新されます。
しかしAndroidスマホではこの「探す」ネットワークにアクセスできないため、AirTagの機能をフルに活用することができません。
このためAndroidユーザーはAirTagの代わりに、他の位置情報トラッカーを利用する必要があります。
Androidスマホで使えるAirTag(エアタグ)の代替品はある?
AndroidスマホユーザーはAirTagは利用できませんが、紛失防止のための位置情報トラッカーを活用することができます。
ここでは、AirTagの代替品としておすすめのデバイスを紹介します。
Tile Pro
Tile Proは、Androidスマホでも使える高性能なBluetoothトラッカーです。
このデバイスは広範囲での追跡が可能で、最大約120メートルの範囲で物の位置を確認できます。
近くにある場合、Tileアプリから高音量のアラームを鳴らして簡単に見つけることができます。
耐久性に優れたデザインで、防水性も備えているため、日常の使用だけでなくアウトドアでも安心して使えます。
Tile Proのバッテリーは約1年間持続し、交換が可能です。
さらに、Tileネットワークのコミュニティ検索機能を利用することで、他のTileユーザーが近くにいる場合、自動的に紛失物の位置情報が更新され、広範囲での追跡が可能になります。
使用する際は、Google PlayストアからTileアプリをダウンロードし、アカウントを作成します。
次に、Tile Proをアプリにペアリングし、鍵や財布、バッグなどに取り付けるだけです。
紛失した物を探す際は、アプリを開いて位置を確認し、必要に応じてアラーム音を鳴らしたり、コミュニティ検索機能を活用することでより広い範囲での追跡が可能です。
Chipolo One
Chipolo Oneは、紛失した物を見つけるための高性能なBluetoothトラッカーです。
このデバイスは直径約37mm、厚さ約6mmと小型で軽量なデザインが特徴で、さまざまな持ち物に取り付けやすくなっています。
防水性能も備えているため、屋外での使用にも適しています。
このデバイスの一番の特徴は、最大で約60メートルの範囲で追跡が可能な点です。
Chipoloアプリを使用すると、紛失した物の位置を地図上で確認したり、近くにある場合はアラーム音を鳴らして見つけることができます。
アラーム音は非常に大きく、騒がしい環境でも聞き取りやすいです。
さらに、Chipolo Oneのバッテリー寿命は約2年と長く、使い捨てではなく交換が可能です。
また、Chipoloネットワークを活用することで、他のChipoloユーザーが近くにいる場合、紛失物の位置情報が自動的に更新され、広範囲での追跡もできます。
Samsung SmartTag
Samsung SmartTagは、Samsung Galaxyデバイス専用の位置情報トラッカーで、Androidスマホユーザーにとって非常に便利なアイテムです。
特に、Samsungの「SmartThings」アプリと連携することで、紛失した物の位置を簡単に追跡できます。
Samsung SmartTagは、コンパクトで使いやすいデザインが特徴で、Bluetooth接続を利用して最大約120メートルの範囲で追跡が可能です。
SmartThingsアプリを使って、紛失した物の位置を地図上で確認したり、近くにある場合はアラーム音を鳴らして見つけることができます。
このデバイスは耐久性に優れた設計で、日常の使用に耐える頑丈さを備えているほか、防水性があり屋外での使用にも適しています。
SmartTagのバッテリーは約1年間持続し、交換が可能です。
SmartThingsアプリと連携することで広範囲での追跡が可能なほか、Bluetooth範囲外であっても他のGalaxyデバイスを使って紛失物の位置を更新できるため、効果的に物を見つけることができます。
また、オフラインでも位置情報を追跡する機能があり、ネットワーク接続がない場所でも利用できます。
Tracki GPSトラッカー
Tracki GPSトラッカーは、Bluetoothに加えてGPSと携帯ネットワークを利用して、世界中で位置情報をリアルタイムに追跡できる高性能なトラッキングデバイスです。
紛失防止や大切な物の位置を確認するために、非常に便利なデバイスです。
Tracki GPSトラッカーは小型で軽量なデザインが特徴で、車やバッグ、ペット、さらには子供や高齢者の見守りにも適しています。
このトラッカーは、GPSを使って正確な位置情報を提供し、携帯ネットワークを利用して世界中のどこでもリアルタイムで追跡が可能です。
Trackiのバッテリー寿命は、使用頻度によって異なりますが、1回の充電で最大30日間持続します。
さらに、専用のアプリを通じてバッテリー残量を確認することが可能なほか、バッテリー交換も簡単に行えるため長期間にわたって安心して使用できます。
このデバイスはジオフェンス機能を備えており、特定のエリアに出入りした際に通知を受け取ることができます。
これにより、指定したエリアから離れた場合にすぐに対応することが可能です。
また、緊急時にはSOSボタンを押すことで、事前に設定した連絡先にアラートを送信する機能もあります。
Cube Shadow
Cube Shadowは、薄型で軽量のBluetoothトラッカーで、特に財布やパスポートケースなどの薄いアイテムに取り付けるのに適したデバイスです。
このトラッカーはAndroidスマホでも利用でき、紛失防止に役立ちます。
Cube Shadowは、わずか2mmの薄さと軽量なデザインが特徴で、財布やパスポートケース、ノートパソコンのケースなど、薄型の物に簡単に取り付けることができます。
デバイスのデザインがシンプルで、目立たないため、持ち物に違和感なく装着できます。
このトラッカーは最大約60メートルの範囲でBluetooth接続が可能です。
Cubeアプリを使用して、紛失した物の位置を地図上で確認したり、近くにある場合はアラーム音を鳴らして見つけることができます。
アラーム音は大きく、聞き取りやすいため、騒がしい環境でも利用しやすいです。
Cube Shadowは充電式バッテリーを搭載しており、1回の充電で約2か月間使用できます。
バッテリー残量はアプリで簡単に確認でき、必要に応じてUSBケーブルで充電します。
また、防水性能も備えているため、雨や水しぶきにも耐えられます。
Androidスマホにデバイスを探す(Find My Device)が実装予定!
Googleは2023年5月に開催された「Google I/O 2023」で、新しい「Find My Device(デバイスを探す)」サービスを発表し、2024年5月から展開を開始しています。
このサービスは、Appleの「Find My Network」と同様に、Androidデバイスやサードパーティー製のBluetoothトラッカーを追跡できる仕組みです。
新しいFind My Deviceサービスの主な機能と特徴が次のとおりです。
主な機能
- オフラインのAndroidデバイスの追跡
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- オフライン状態のAndroidデバイスも位置を特定し、地図上に表示可能。
- Pixel 8とPixel 8 Proでは、電源が切れていてもデバイスを見つけられる特殊なハードウェアを搭載。
- サードパーティー製Bluetoothタグの追跡
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- 互換性のあるBluetoothタグ(ChipoloやPebblebeeなど)を使用して、財布や鍵などのアイテムを追跡可能。
- 今後、eufy、Jio、Motorolaなどのメーカー製Bluetoothタグもサポート予定。
- 近くのアイテムを探す
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- 「Find nearby」ボタンを利用して、近くにあるデバイスを簡単に見つけることが可能。
- Google Nestデバイスとの連携
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- Google Nestデバイスを使って、自宅内のAndroidデバイスやBluetoothトラッカーの正確な位置を特定。
- アイテムの位置共有
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- 家族や友人とデバイスやBluetoothトラッカーの位置を共有し、共同でアイテムを追跡することが可能。
- ストーカー対策の強化
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- 「不明なトラッカーアラート」機能を搭載し、付近で不審なトラッカーデバイスが発見された場合にアラートを発信。
- 発見したトラッカーの所有者調査や位置情報の共有停止などの追加アクションを実行。
- AppleのAirTagおよび互換デバイスにも対応し、プライバシー侵害のリスクを抑制。
新しいFind My Deviceサービスは、Android 9以降のデバイスで利用可能です。
また、SonyやJBL製のヘッドホンも間もなくFind My Deviceサービスに対応する予定です。
Androidスマホで使えるAirTag(エアタグ)の代替品に関するQ&A
Androidスマホで使えるAirTag(エアタグ)の代替品のよくある質問とその回答をまとめています。
- エアタグの月額料金はいくらですか?
- AirTagは何年使える?
- AirTagはGPSを搭載していない?
エアタグの月額料金はいくらですか?
AppleのAirTag自体には月額料金はかかりません。
購入時に一度だけ費用が発生します。追加サービスやデバイスの位置追跡のために特別な月額料金が発生することはありません。
ただし、AirTagをより効果的に使用するためには、iCloudのストレージプランを利用することが推奨される場合がありますが、それは別途有料です。
AirTagは何年使える?
AppleのAirTagは、標準的なCR2032コイン型電池を使用しており、約1年間のバッテリー寿命があります。
電池が切れた場合は、ユーザーが簡単に電池を交換できるため、デバイス自体は長期間使用可能です。
適切に電池を交換し続けることで、AirTagは何年も使用し続けることができます。
AirTagはGPSを搭載していない?
はい、AppleのAirTagはGPSを搭載していません。
AirTagは、Bluetoothを使って近くにあるiPhoneやその他のAppleデバイスと通信し、それらのデバイスの位置情報を利用して位置を特定します。
この情報は「Find My」ネットワークを通じてクラウドに送信され、ユーザーがAirTagの場所を追跡できるようになります。
まとめ
この記事では、Androidスマホで使える位置情報トラッカーについて詳しく解説しました。
AppleのAirTagはAndroidでは利用できないため、Tile ProやChipolo One、Samsung SmartTag、Tracki GPSトラッカー、Cube Shadowなどの代替品が紹介されています。
それぞれのデバイスには独自の特徴があり、紛失防止や大切な物の位置確認に役立ちます。
また、Googleが提供する新しい「Find My Device」サービスについても触れられており、これによりさらに広範囲での追跡が可能です。