iPhoneの動作が遅い!どのように対処すればよいの?

 | 

スマートフォンはサクサクと動作してなんぼですよね!

せっかく高性能なのに、動きが遅いとイライラしてしまいます。

iPhoneは他のスマートフォンと比較して特に高性能なので、動作不良に陥るともうやるせない気持ちになってしまいます。

iPhoneも完璧なデバイスではなく、様々な要因があって動作が遅く感じることがあります。では、どのような要因によって動作に影響を及ぼすのでしょうか?

ここでは、iPhoneの動作に影響する要因と、その対処法について紹介します。

iPhoneの動作が重いときにチェックすべき項目!

まずはじめに、iPhoneがなぜ動作的に遅くなるのかの原因を探るところからスタートさせましょう。

この結果如何ではもう対処できずに買い換えるという選択肢も生まれてしまいます。

では、主なiPhoneの動作不良に影響する要素を取り上げていきます。

原因①:メモリー不足!

iPhoneを始めとしたスマートフォンは、イメージとしては小型なパソコンと何ら変わりありません。

従来は大きな箱ものであったパソコンがノート化し、更に小型に進化したものと考えて差し支えありません。

パソコンを動作させるためには電源が必要で、電源供給を受けてCPUとメモリー、ハードディスクなどの記録媒体を動作させます。

メモリーとは、データを処理する際に使用されるデバイスであり、これは無くてはならないものなのです。

スマートフォンでも小型化しただけで基本思想は同じで、メモリーも存在しています。

そのメモリーが動作不良になったり処理能力をオーバーしてしまう場合、処理速度が著しく低下します。

また、メモリーだけでなくCPUの処理能力でもiPhoneの動作に大きく影響が発生します。

原因②:アプリを使用しすぎている!

どんな高性能のメモリーを搭載していても、処理能力には限界があります。

その処理能力を超えたアプリを起動していると、必然的に動作が重くなってしまいます。

特に高性能の処理が必要なグラフィック関係のアプリを多く立ち上げていると、処理がパンクする傾向があります。

ここで注意したいのは、ただインストールしているだけでもメモリーが消費される可能性がある点です。

アプリは、一見立ち上がっていないように見えてもバックグラウンドで動作している物が多くあります。

アプリを使用していると、更新情報などが通知されますよね?

これは、見えていないところで常にアプリが動作していて、必要な情報を提供しているのです。

原因③:常に監視している機能がある!

iPhoneを正常に動作させるためには、常に動作状況をチェックしている機能もあります。

これは、アプリと違い絶対に必要な機能も多くあり、どうしようもないとも言えます。

ただ、中には利用するかしないかを選択できる機能も数多くあります。

代表的なものとしては、Siriという音声認識機能があります。

通常、iPhoneを操作したい場合は立ち上げて必要なものを選択していきますよね。

Siriの場合は、音声でSiriと呼びかけて動作を指定する事が可能です。

とても便利な機能である一方で、いつ音声が発せられるかを常に監視している状態なのです。

さほど動作的に重くなるものではありませんが、塵が積もれば山となるということわざがあるように、少なからず動作が重くなる要因となっています。

他では、視差効果を減らすという機能があります。

これは、例えば暗い部屋で明るい画面設定となっていると、目に疲れが生じます。

このギャップを埋める機能としてあるのが視差効果を減らすという機能です。

一見合理的な機能に思えますが、これも常に照度を監視しているためにできる機能であって、負荷がかかっているのは間違いありません。

動作が遅いときはこれを行う!

では、実際に動作不良を発見した際に行う対策法には、どのようなものがあるのでしょうか?

対策①:余計なアプリは削除する!

たまにしか使わないアプリでも、ついつい使うかもしれなからといって残している方が多いのではないでしょうか?

ただ残しているだけならまだしも、iPhone上に残っているということは何かしらの動作を行っていることを意味します。

よって、なるべく使わないアプリは削除して置くほうがベターです。

最近では断捨離という言葉がああるように、意外となくなっても困らないものですよ。

対策②:メモリーを定期的に開放する!

メモリーは常にiPhoneの中で動作を行っています。

休まる暇がないとはこのことを言う!とばかりに常に監視と処理を行っているわけですが、一定期間使用すると余計なゴミのようなものが溜まっていきます。

いわゆるキャッシュと呼ばれるもので、これは一度開放という処理をしてあげない限りは溜まる一方です。

例えば、8GBの容量があるメモリーに対し、1GBのキャッシュが溜まっていると、常に7GBだけで処理を行っていかなければなりません。

これは無駄の極みであり、定期的なキャッシュクリアが必要というわけです。

そこでおすすめしたいのが、キャッシュをクリアできるアプリです。

無料アプリでもメモリーを定期的にクリーニングしてくれるものが多数あります。

高性能なものでは、ある一定のしきい値を超えると自動で開放作業を行うケースもあります。

これなら面倒な動作が不要で常にクリアな状態を維持できますよね!

対策③:バックグラウンド更新を切る

余計なアプリを削除するだけでなく、必要なアプリでも常に動作させずにバックグラウンド処理を停止することも重要です。

設定方法は非常に簡単で、メニューの一般→Appのバックグラウンド更新を押し、バックグランド更新を切りたいアプリを選択してオフにするだけです。

これによりバックグラウンド更新が削除されて動作的にも軽くなりますが、一方でアプリを立ち上げないと全く更新されないことを意味しています。

例えば、天気予報アプリのバックグラウンド更新を切ると、警報などが発表されても通知されません。

同じくニュース系アプリの場合も速報の通知がされませんので注意が必要です。

あくまでも不必要と感じているアプリのみ停止させるのがベターですね。

対策④:Siriなどの機能を制限する

便利なSiriや視差効果の機能ですが、これも便利な機能ですがああまり使っていないのであれば思い切ってオフにするとも重要です。

特にSiriは、使う人と使わない人の性歴然とする機能の一つです。

週一回しか使わない程度であれば、思い切ってオフにすることも検討しましょう。

対策⑤:最新の更新は様子を見てから行う

新しいもの好きの方は、アップデートが入るとすぐに実施しますよね。

iOSの更新は新しいセキュリティ問題への対応を行っていることもあり、早ければ早いに越したことはありません。

ただ、Appleも完璧なものを常に提供しているわけではなく、ポカも稀に見られます。

よって、更新直後のもの不具合があり、修正バージョンに差し替えられることもあるのです。

それを鑑みると、すぐにインストールするのではなく、不具合情報などをチェックして問題ないと判断したあとで行ったほうが良いでしょう。

対策⑥:再起動するのも有効的!

ここまで紹介してきた対策を実践しても、どうしても動作不良が収まらないこともあります。

そんなときは、原始的なやり方ですが再起動させるというのもありです。

これにより、一度状態をリフレッシュさせることができ、動作的にもとに戻る事が多々あります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

iPhoneが高性能化すればするほど、新たな動作不良の問題も発生し、イタチごっこのようですね。

今回紹介した方法で動作を軽くすることもできますが、最終的には故障という可能性もあるので、様々な可能性を鑑みてアプローチすることをおすすめします。