「スマホに保護フィルムは必要?」
「Galaxyでも保護付フィルムは買うべき?」
近年のスマホはゴリラガラスなど、高度に強化されたガラスを使用しているため、保護フィルムはいらないという意見もありますが、今後中古で売る予定がある方や、落とした場合に重度の画面割れを引き起こさないためにも保護フィルムはつけるべきです。
この記事では、スマホに保護フィルムをつけるメリットとデメリット、保護フィルムの種類や上手に貼るため目の方法を詳しく解説していきます。
スマレンジャーなら郵送修理はもちろん、お近くに店舗があれば40分程度でガラスコーティングや保護フィルムの貼付けが可能!
予約フォーム・電話・LINE@からご来店予約・修理の内容やお見積りができるため、まずは気軽にお問い合わせください。
目次
s20やFold3などのGalaxy各シリーズは最初から保護フィルムが貼ってある
Samsung Galaxy S20シリーズやGalaxy Z Fold3などの一部のモデルでは、デバイスが箱から出てきたときに保護フィルムが既に貼られています。
これは、ユーザーが新しいデバイスを購入した際に、即座に保護を提供するためのサービスの一環として行われています。
そのため、Galaxyシリーズを持っている場合は保護フィルムは購入する必要がありません。
また、Samsungが提供しているカスタマーサービスでは、スマホ健康診断、もしくは店頭修理を受けた方に限り、スマホの画面保護フィルムの無料貼り替えを行ってくれます。
そのため、最初から貼られている保護フィルムがぼろぼろになった場合は、Galaxyリペアコーナーで無料張替えをしてもらいましょう。
スマホに保護フィルムは必要?保護フィルムのメリットや役割を紹介
Galaxyシリーズは最初から保護フィルムが貼られていますが、他のメーカーのスマホの場合は自分で保護フィルムを用意する必要があります。
しかし、現代のスマホはコーニング社のゴリラガラスなど、高度に強化されたガラスを使用しているため、本当に保護フィルムは必要なのでしょうか?
保護フィルムは、スマホの画面を物理的なダメージから守るだけでなく、使用時の快適さやプライバシー保護にも寄与します。
現代のスマホは強化ガラスを使用しているため、傷には強いですが、完全に傷や衝撃から守るわけではありません。
そのため、スマホを長く綺麗に使用したい場合や、頻繁に外出する場合など、使用環境や個人のニーズに応じて保護フィルムの使用を検討することをおすすめします。
傷から守る
スマホの画面は日常の使用中にさまざまなリスクにさらされています。特に、鍵やコイン、その他の硬い物体と一緒にバッグやポケットに入れて持ち歩くと、画面に傷がつきやすくなります。
また、テーブルの上などに置いたり、取り出したりする際にも、微細な傷が生じることがあります。
保護フィルムは、これらの日常的なリスクからスマホの画面を守る役割を果たし、フィルム自体が傷を受けることで、本来の画面が傷から守られるのです。
衝撃を吸収する
スマホは持ち運びやすい便利なデバイスである一方、落としてしまうリスクも常に伴います。特に、高い場所からの落下や、硬い地面への直接の衝撃は、スマホの画面や本体に大きなダメージを与える可能性があります。
特に、強化ガラス製や特殊な素材を使用した保護フィルムは、衝撃を効果的に吸収し、スマホの画面が割れるリスクを大幅に低減させることができます。
フィルムが衝撃の一部を受け止めることで、直接的なダメージが画面に伝わるのを防ぐのです。
指紋や汚れを防ぐ
スマホの画面は、日常的に指でタッチすることで、指紋や油分、その他の汚れが付着しやすい部分です。特に、頻繁に使用すると、画面が曇ったり、視認性が低下することがあります。
このような指紋や汚れの付着を効果的に防ぐために、保護フィルムの役割は大きいです。
多くの保護フィルムには、撥油性や撥水性のコーティングが施されており、指の油分や水分をはじく効果があります。これにより、指紋が付きにくく、もし付いても簡単に拭き取ることができるほか、汚れが付着しにくい表面となるため、スマホの画面が常にクリアな状態を保つことができます。
反射や眩しさを軽減する
スマホの画面は、特に屋外や明るい場所での使用時に、太陽光や照明の反射によって見づらくなることがあります。
保護フィルムの中には、反射を軽減するための特別なコーティングや構造を持つものがあり、これらのフィルムは、光の反射を分散させるか、または吸収することで、画面の視認性を向上させます。
特に、マットタイプやアンチグレアタイプと呼ばれるフィルムは、反射を大幅に軽減し、屋外や明るい場所でも快適にスマホを使用することが可能です。
また、一部の保護フィルムには、ブルーライトカット機能が付加されているものもあります。
ブルーライトは、目の疲れや睡眠の質の低下を引き起こすとされているため、寝る前に暗い部屋でよくスマホを触る人におすすめです。
プライバシー保護する
公共の場所や交通機関などでのスマホ利用をする際に、隣の人や後ろの人に画面の内容を見られてしまう「ショルダーハック」という現象が問題となっています。
特に、個人情報や業務情報、メールやSNSの内容など、他人に見られたくない情報を扱っているときには注意が必要です。
プライバシー保護フィルムは、正面からしか内容が見えないため、左右からの視線を遮断することで他人に画面を覗き見られるリスクを大幅に減少させることができます。
スマホに保護フィルムを貼らないデメリット
保護フィルムを張ることで、スマホを傷から守ったり、指紋や汚れを防いだり、プライバシー保護するといったメリットを得られます。
一方で、保護フィルムを貼らないとどの様なデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、3つのデメリットについて紹介します。
スマホを売却する際に価格が低くなる
多くのユーザーは、スマホの画面の状態をチェックして、そのデバイスの全体的な状態や使用感を判断します。
そのため、画面に傷や汚れがあると、それだけで大きく再販価格が下がる可能性があります。
傷や汚れがあることで、内部の故障や不具合のリスクが高まると考えるユーザーも多いため、再販価格の低下は割けられないでしょう。
衝撃からの保護が低下し傷のリスクが高まることで修理費用が増加する可能性がある
スマホの画面はガラス製であり、非常に繊細であるため、先述の通り落とした際の衝撃や、鍵やコインなどの硬い物との摩擦によって、画面に傷がつきやすくなります。
保護フィルムを貼らないことで画面割れや液晶の不具合が起きた場合、修理費用が増加する可能があります。
画面が割れただけの軽度破損の場合に比べて重度破損の場合は4,000円程度高くなる傾向があるため、できるだけ保護フィルムをつけて、もしもの場合も重度破損しないように対策しましょう。
汚れや指紋が目立ちやすくなる
スマホの画面は滑らかな表面を持っているため、指の脂や汗が容易に付着します。これにより、画面上に指紋が残り、視認性が低下するほか、スワイプ操作やピンチ操作など、連続的なタッチ操作が必要な場面での操作性が低下することが考えられます。
人に画面を見せるタイミングで指紋や汚れがついていた場合、相手への印象も悪くなります。指紋や汚れをその都度拭いたり、そもそも気にしたくない場合は、指紋や汚れが付きにくい「防指紋」や「防汚」の機能を持った保護フィルムを利用しましょう。
スマホの保護フィルムの種類
スマホの保護フィルムにはさまざまな種類があり、それぞれの特性や用途に応じて選ぶことができます。
ここでは、3つの種類の保護フィルムについて紹介します。
薄いフィルムが好みで価格を抑えたい場合はPET製
PETフィルムは、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene Terephthalate)の略で、熱可塑性のポリエステルフィルムの一種です。PETは、飲料ボトルや食品容器などの多くの製品に使用される一般的なプラスチック素材としても知られています。
PETフィルムは非常に薄く、軽量であるため、スマホの画面に貼り付けても違和感が少なく、高い透明性を持っており、画面の表示を損なうことなく、クリアな視認性を実現します。
また、柔軟で曲げやすい性質を持っているため、貼り付けやすく、気泡が入りにくいメリットや強化ガラスフィルムなどに比べると安価で入手することが出来ます。
時間とともに黄ばみやすい点や強化ガラスやTPUフィルムに比べて耐久性や衝撃吸収性が低い点はデメリットですが、とりあえず画面を保護する場合や手帳型のケースなどを利用して画面から地面に落ちる可能性が低い場合はPET製で問題ないでしょう。
保護フィルムも傷を目立たせたくないならTPU製
TPUフィルムは、サーモプラスチックポリウレタン(Thermoplastic Polyurethane)の略で、エラストマーの一種です。TPUは、柔軟性と耐久性を兼ね備えたプラスチック素材として知られており、さまざまな産業分野で使用されています。
TPUフィルムは非常に柔軟であり、曲げや伸ばしに強いため、スマホの曲面にもしっかりとフィットするため、曲面ディスプレイのスマホを利用している人におすすめです。
さらに、摩擦や傷に対して高い耐久性を持っており、長期間の使用にも適しているほか、一部のTPUフィルムには、小さな傷が時間とともに自然に修復する機能があるため保護フィルムも傷がない状態で利用したい方にもいいでしょう。
しかし、強化ガラスフィルムに比べて硬さが低いため、鋭利な物による傷には弱いため注意が必要です。
操作感にこだわりフィルムの強度を重視する場合はガラス製
強化ガラスフィルムは、スマートフォンやタブレットのディスプレイを保護するための保護フィルムの一種です。通常のプラスチック製の保護フィルムとは異なり、ガラスを主成分としており、特定の化学処理や熱処理を施すことで、通常のガラスよりも強度を増しています。
強化ガラスフィルムは、摩擦や鋭利な物による傷に非常に強く、ガラス製のため、高い透明性を持ち、画面の表示を損なうことなく使用できます。
また、他の保護フィルムと比べてガラスの滑らかな感触は、タッチ操作を快適にしてくれるため、パズルゲームや繊細な画面タッチが必要なゲームをする方にもぴったりです。
一方で、厚みがあるため、一部のケースとの相性が悪いことがあるほか、価格が高めであることが多いため、予算や使用しているケースと相談してみましょう。
レンズフィルムやコーティングもおすすめ
保護フィルムでは有りませんが、カメラのレンズ部分を保護してくれるレンズフィルムやガラスコーティングもおすすめです。
近年のスマートフォンはカメラのレンズが大きく、突出しているデザインが多いため、傷や汚れから保護するためにもレンズフィルムは便利なアイテムです。
また、ガラスコーティングはシリカ(ケイ素)を主成分とする液体を塗布し、それが硬化することでガラスのような硬い膜を形成することで、汚れや傷からスマホを守る役割があります。
スマレンジャーでは、iPhoneやAndroidスマホ、メガネ、時計など様々なものに片面3,300円からカッターナイフなどの刃物でも傷がつきにくい最高硬度9Hのガラスコーティングを付与することが出来ます。
ガラスコーティングをご依頼の際は予約フォーム・電話・LINE@からご来店予約・修理の内容やお見積りができるため、まずは気軽にお問い合わせください。
スマホの保護フィルムの上手な貼り方
スマホの保護フィルムを上手に貼るためには、まずは以下のものを用意しましょう。
- 保護フィルム
- マイクロファイバーのクロス(または柔らかい布)
- クレジットカードや固いカード(気泡を取るため)
- 除塵ステッカー(付属している場合)
- 液体クリーナーまたはアルコール拭き(付属している場合)
用意ができたら焦らず、ゆっくりと次の手順で保護フィルムを貼り付けます。
- 手をきれいに洗い、乾燥させます。
- ホコリや埃が少ない作業環境を用意しましょう。
- マイクロファイバーのクロスやアルコール拭きで画面を丁寧に拭き、指紋や油分、ホコリを取り除きます。
- 画面上の微細なホコリを除塵ステッカーで取り除きます。
- フィルムを剥がす前に、一度スマホの上に保護フィルムをおいて、どのように貼るか位置を確認します。
- 保護フィルムの裏紙をゆっくりと剥がします。
- 画面の上部から順にゆっくりとフィルムを貼っていきます。この際、気泡が入らないように注意しましょう。また、一度貼ったフィルムを剥がすと、再度貼り直す際にホコリが入り込むリスクが高まるためできるだけ1回で貼っていきます。
- クレジットカードや固いカードを使って、中央から外側に向かって気泡を押し出します。
- 全ての気泡が取り除かれたら完了です。
気泡が残ると見た目が悪くなるだけでなく、タッチの感度にも影響する場合があるため、気泡はできるだけ丁寧に取り除くようにしましょう。
自分で保護フィルムをうまく貼れない場合は、スマレンジャーでも2,300円~保護フィルムを張ることが可能です。
ガラスタイプ・衝撃吸収タイプの2つを用意しているため、好みの手触りの方を選びましょう。
スマホの保護フィルムに関する気になる疑問
ここでは、スマホの保護フィルムに関する3つのよくあるQ&Aを紹介します。
- スマホの保護フィルムは何年使える?
- 保護フィルムは水洗いして貼り直せる?
- フィルムを貼ったスマホの気泡はいつ消える?
スマホの保護フィルムは何年使える?
フィルムの素材にもよりますが、2年程度は使用することが出来ます。
PETフィルムは傷がつきやすく、1年から2年程度の使用が目安で、TPUフィルムは2年から3年程度の使用が目安、強化ガラスフィルムは2年から4年程度の使用が目安です。
しかし、2年程度立っていなかったとしてもフィルムに大きな傷がついた、気泡が入った、端が剥がれてきた、タッチの感度が低下したなどのサインが見られた場合は、交換の時期と考えるといいでしょう。
保護フィルムは水洗いして貼り直せる?
一部のTPUフィルムは水洗いして貼り直すことができます。ただし、水洗いする際は、優しく洗い、しっかりと水分を取り除いてから再度貼ることが重要です。
全てのフィルムが再利用できるわけではないため、フィルムの取扱説明書や製品の説明を確認し、指示に従って取り扱うようにしましょう。
フィルムを貼ったスマホの気泡はいつ消える?
小さな気泡は、数時間から数日で自然に消えることが多いですが、大きな気泡や多数の気泡が発生した場合、自然に消えることは難しい場合があります。
大きな気泡や多数の気泡が発生した場合は、手動で気泡を押し出すか、フィルムを再度貼り直すことが必要です。
スマホには保護フィルムを貼っておいたほうがいい
Galaxyシリーズには最初から保護フィルムがはってあるため、購入する必要がありません。
しかし、その他のスマホやiPhoneは、保護フィルムを貼らないことで、傷が付きスマホを売却する際に価格が低くなったり、衝撃からの保護が低下し傷のリスクが高まることで修理費用が増加する可能性があったり、汚れや指紋が目立ちやすくなるため保護フィルムを用意しましょう。
また、保護フィルムを用意する際は一番強度の高い強化ガラス製がオススメですが、価格が高めであることが多いため、予算や使用しているケースと相談が必要です。
自分でうまく保護フィルムを貼れない場合はスマレンジャーでも保護フィルム貼り付けサービスやガラスコーティングを行っているため、近くに店舗がある場合は来店予約して相談ください!