iPhoneの背面ガラス修理は高い?修理にかかる費用や時間などを解説

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「iPhoneの背面ガラス修理は高いの?」「修理しないとどうなる?」

 

上記のような疑問をお持ちの方向けに、この記事ではiPhoneの背面ガラスを修理しない危険性や民間業者と正規店の違いを詳しく解説していきます。

 

また、記事後半ではiPhoneの背面ガラス修理に時間がなくて行けない方向けに、応急処置の方法についても解説しています。修理や対応方法について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

iPhoneの背面ガラス修理とは

 

iPhoneの画面割れ修理と違い、背面ガラス修理については具体的なイメージを掴めていない方も多いのではないでしょうか。

 

iPhoneの背面ガラス修理は、対応している民間業者が少ないだけでなく、iPhoneを利用しているユーザーにも背面ガラス修理の存在は浸透していません

 

そこで、この項目ではiPhoneの背面ガラス修理について詳しく解説していきます。

 

iPhoneの背面ガラスはどの部分にあたる?

 

iPhoneの背面ガラスは、2010年に発表されたiPhone4に初めて実装され、iPhone8以降のモデルではすべて背面がガラスで加工されています。

 

ガラス加工されている背面部分を「背面ガラス」や「バックパネル」と呼び、リンゴのマークが刻み込まれている特徴があります。

 

背面ガラスと呼ばれる部分は、リンゴのマークが刻み込まれている部分だけでなく、カメラ周りの部分も対象です。

 

iPhoneの背面ガラスは割れていても修理できる!

iPhoneの背面ガラスは、バキバキに割れていたとしても綺麗に修理可能です。

 

なぜなら、割れているガラスを綺麗に取り除いてから新品の背面ガラスに張り替えるという手順で修理を行うため、画面の割れ具合は関係ないからです。

 

ただし、Appleなどの正規店で背面ガラスの修理を依頼する場合、背面ガラスの修理が可能なのはiPhone12以降のモデルのみとなっています。

 

iPhone12より前のモデルを正規店で依頼する場合は、本体交換のみの修理対応になってしまいます。

 

そのため、iPhone12より前のモデルを利用していて背面ガラスのみの修理を行いたい方は、民間業者で修理に出しましょう。

 

iPhoneの背面ガラス修理を依頼するなら民間業者と正規店どっちがおすすめ?

 

 

修理業者 メリット デメリット
民間業者
  • 修理の待ち時間や修理期間が短い
  • 正規店より安い場合が多い
  • データが保護された状態で修理が行われる
  • 正規店では対応できないiPhone12より前のモデルの背面ガラスも修理可能
  • メーカー保証が外れる可能性がある
  • お店によって技術や料金に差が出る
正規店
  • メーカー保証が外れる心配がない
  • 技術が担保されている
  • 本体交換対応があるため、どんな状況でも基本的に修理できる
  • 待ち時間や修理期間が長い
  • 修理の際にデータが消えるケースが多い
  • 背面ガラスのみの修理はiPhone12以降のモデルしか対応していない

 

民間業者でiPhoneの背面ガラス修理を行う場合、損傷具合や不都合によっては分解して作業を進めていくため、メーカー保証が外れてしまう可能性があります。

 

メーカー保証が外れてしまうと、AppleCare +や通信キャリア独自の保証サービスの対象外になってしまい、割引価格で正規店の修理を受けられなくなってしまいます。

 

ただし、メーカー保証と同等の保証サービスを提供している民間業者も存在するため、メーカー保証が外れるデメリットは少ないといえるでしょう。

 

また、民間業者と正規店の違いとして、データを保護したまま修理できる点が挙げられます。

 

Appleなどの正規店に修理を依頼する場合、iPhone12より前のモデルはすべて本体交換の扱いになってしまうため、既存の携帯のデータはリセットされてしまいます。

 

一方で、民間業者に依頼する場合は、本体を交換せずに背面ガラスのみを張り替えるため、iPhone12より前のモデルでもデータをリセットせずに修理可能です。

 

民間業者がおすすめの方
  • できるだけ早くiPhoneを修理したい方
  • データが消えるリスクを最小限に抑えたい方
  • 正規店よりも安くiPhoneを修理したい方
  • iPhone12よりも前のモデルを使っている方
正規店がおすすめの方
  • メーカー保証を外したくない方
  • 本体交換で修理対応して欲しい方
  • iPhone12以降のモデルを使っている方

 

上記の表を参考に、ご自身の条件に合う修理業者を選択しましょう。

 

iPhoneの背面ガラスを修理しない危険性

 

iPhoneの背面ガラスを修理しない危険性は、以下3つです。

 

  • iPhoneに水が侵入する恐れがある
  • iPhone内部にホコリが溜まってしまう
  • iPhoneを使用しているだけでケガをする危険性も

 

iPhoneに水が侵入する恐れがある

 

iPhoneには水がかかったり、多少水没したりしても大丈夫なように防水機能が備え付けられているため、水が原因で故障してしまうケースは少ないです。

 

しかし、iPhoneの背面ガラスを割れたまま放置してしまうと、本来備えている防水機能が大幅に低下して故障の原因になる可能性があります。

 

背面ガラスの割れている部分から水が入り込み、iPhoneに深刻なダメージを与えるだけでなく、誤作動して保存されているデータ自体が無くなってしまう危険性もあります。

 

割れたまま放置してしまうと、データの破損や部品交換で修理費が高くなる恐れがあるため、できるだけ早く修理しましょう。

 

iPhone内部にホコリが溜まってしまう

 

iPhoneには、「防水機能」のほかに「防塵機能」が備わっており、ホコリや砂などの空気中に発生している細かい粒子が端末内部に侵入するのを防ぐ役割を持っています。

 

iPhoneの背面ガラスを割れたまま放置していると、防塵機能も低下してしまい、割れた背面ガラスから砂やホコリが侵入して溜まってしまう可能性が高いです。

 

ホコリや砂が侵入してしまうと、コネクタ部分の接触不良や基盤部品の故障に繋がってしまい、充電ができなかったり電源が入らなくなったりする恐れがあります。

 

そのため、iPhoneの電源が入らずデータの移行手続きができなくなる前に、背面ガラス修理を行なって故障の原因を防ぐようにしましょう。

 

iPhoneを使用しているだけでケガをする危険性も

 

ほかにも、背面ガラスが割れた状態のiPhoneを使用しているだけでケガをする危険性もあります。

 

背面ガラスに小さなヒビが入っただけでも、放置しておくと徐々に割れ方が激しくなっていき、ガラス片が飛び散ることもあります。

 

ガラス片が飛び散ってしまうと、iPhoneを操作している指や手をケガするだけでなく、自宅にガラス片が落ちて足の裏や同居人の方を傷つけてしまう可能性もあるでしょう。

 

自分や周りの方を傷つけないためにも、iPhoneの背面ガラス修理はすぐに行なった方が良いといえます。

 

iPhoneの背面ガラスが割れた時の応急処置

 

「iPhoneの背面ガラスが割れたけどすぐに修理に出しに行けない!」という方は、応急処置の中でも、iPhoneケースを購入する方法が特におすすめです。

 

この項目では、iPhoneケースを購入する方法を含め、背面ガラスが割れた際の応急処置を3つ紹介します。

 

データのバックアップを取る

 

iPhoneの背面ガラスが割れていてすぐに修理に出せない方は、データのバックアップを取っておきましょう。

 

背面ガラスが割れてしまうと、基盤がショートしたり、ほかの部品が損傷したりして突然電源が入らなくなってしまう可能性が高いです。

 

電源が入らない状態では、データのバックアップを取れなくなってしまうため、最悪の場合iPhone内のデータがすべて消失してしまいます。

 

修理できない状態になった時に備えて、スムーズにデータを移行して新しい機種を利用できるように準備しておきましょう。

 

背面ガラス専用の応急処置フィルムを貼る

 

背面ガラス専用の応急処置フィルムを貼ると、ホコリや水分の侵入を防げるだけでなく、ガラス片の飛散を防ぐ役割も果たしてくれます。

 

応急処置フィルムを貼る際は、背面ガラス表面を糸くずの出ない綺麗な布などで拭き、ホコリや空気が入らないように注意しましょう。

 

ただし、応急処置フィルムはあくまで修理に出すまでの悪化防止策として利用するものなので。できるだけ早く修理に出す必要があります。

 

iPhoneケースをつける

 

iPhoneケースをつけておくと、水やホコリの侵入やガラス片によるケガを防止できるだけでなく、これ以上背面ガラスの割れが酷くなるのを防いでくれます。

 

iPhoneケースを選ぶ際は、本体保護機能と画面保護機能どちらも備わっている「手帳型ケース」がおすすめです。

 

手帳型ケースを利用すると、離席中にメールや着信があった場合でも相手の名前や電話番号などを見られないため、ご自身のプライバシー保護にも役立ちます。

 

ただし、ケースをつけていても背面ガラスが割れているため、通常よりもホコリや水は侵入しやすくなっています

 

iPhoneケースを買ったからといって背面ガラスの割れを放置せず、できるだけ早く修理するように心がけておきましょう。

 

iPhoneの背面ガラス修理についてよくある質問

 

この項目では、iPhoneの背面ガラス修理についてよくある質問を解説していきます。

 

修理時間や必要な料金について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

iPhoneの背面ガラス修理にかかる時間はどれくらい?

 

iPhoneの背面ガラス修理にかかる時間は、以下表の通りです。

 

修理業者 修理時間 特徴
正規店 即日〜約1週間(予約が必要)
  • お店の状況によって待ち時間が大きく異なる
  • iPhone12より前のモデルは本体交換対応になるため、データの消失や修理時間が長くなりやすい
民間業者 基本即日(予約不要)
  • 受付の時間や修理時間が短く、基本的に即日対応してくれる
  • iPhone12より前のモデルでも背面ガラスを修理できるため、データの消失や修理時間が長引く心配が少ない

 

正規店で依頼する場合、事前に予約しなければ受付だけで1時間以上待たされたり、受付が終了していたりする可能性があります。

 

特に、駅からアクセスしやすく、繁華街の中にある正規店は平日でも予約が終了しているケースもあります。

 

一方で、民間業者の場合は基本的に予約不要で即日修理を受け付けてくれるため、正規店に比べて待ち時間や修理期間を気にせず依頼可能です。

 

iPhoneの修理をすぐに依頼したい方や、時間がなく待ち時間を短縮したいと考えている方は、民間業者に依頼してスムーズに修理してもらいましょう。

 

iPhoneの背面ガラス修理にかかる料金の目安はどれくらい?

 

正規店で依頼する場合、AppleCare +に加入しているとiPhone12以降のモデルは「3,700円」になり、iPhone12より前のモデルは「12,900円」で修理可能です。

 

AppleCare +に加入していない場合は、機種によって代金は異なりますが、25,000〜90,000円修理費が必要になります。

 

正規店で背面ガラス修理を依頼するか検討している方は、AppleCare +に加入していないと修理代金だけでかなり高額になってしまうといえるでしょう。

 

一方で、民間業者に依頼すると、AppleCare +に加入していない方でも3,000円〜30,000円で背面ガラスを修理できます。

 

AppleCare +に加入していない方は、民間業者を利用して安くiPhoneの背面ガラスを修理できるようにしましょう。

 

iPhoneの背面ガラス修理はスマホ修理専門のプロにおまかせ

iPhoneの背面修理を依頼する場合、即日対応できるだけでなく、iPhone12より前のモデルでもデータを保管した状態で修理できる民間業者がおすすめです。

 

民間業者は修理が完了した時点で、すべての部品が正常に動作しているか確認する「診断テスト」を実施しているため、正規店に引けを取らないサービスを受けられるでしょう。

 

「iPhone修理戦隊スマレンジャー」では、iPhone修復歴7年以上の修理実績と技術力を育んだスタッフがいるだけでなく、即日対応でお預かりから最短15分で修理することも可能です。

 

修理後の初期不良に対しても3ヶ月の不良保証サービスを提供しているため、安心して修理をご依頼いただけるはずです。

 

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