こんにちはスマレンジャー秋葉原店です

iPhoneのカメラを起動すると「写真を撮影できません」というメッセージが表示されて、写真や動画が撮れなくなるときがあります。これは、iPhoneの空き容量が足りていないのが原因です。写真が撮れないときは、まずiPhoneの容量がどれくらい残っているのか確認しましょう。

空き容量は「設定」を開き、「一般」から「ストレージとiCloudの使用状況」を選択すると見ることができます。「使用可能」という項目が0GBだったり、数MBしか残っていなかったりすると、新しい写真や動画を撮ることはできません。しかし、その場でカメラロールの中の画像や動画を削除しても、空き容量が増えることはありません。

一回削除した画像は、「アルバム」の中の「最近削除した項目」に移動します。つまり、削除したつもりでも、「最近削除した項目」に画像が残っているから空き容量が増えないのです。「最近削除した項目」の画像を選択し、もう一度削除をしないと、完全に消えることはありません。「最近削除した項目」から画像を削除して、初めて空き容量が増えます。ただし、これはあくまで一時しのぎの対処法でしかありません。画像を数枚削除しただけでは、またすぐに容量がいっぱいになってしまいます。

空きデータを増やすには

空きデータを大幅に増やすためには、定期的にバックアップをとって、いらないデータを一括して削除しましょう。まずはiPhoneをiTunesに接続し、ストレージの使用状況をチェックします。ストレージにはデータの種類も表示されるため、どんなデータがどれくらいの容量を占めているのか一目でわかります。

データの種類は「写真」、「オーディオ」、「App」、「書類とデータ」、「その他」の5種類です。端末の使用状況によって「その他」の容量は異なりますが、ストレージを大きく使ってしまっている場合は、削除することで空きデータを劇的に増やすことも可能です。ただし、「その他」に含まれる内容はユーザーにもわからないため、画像や動画を削除する時のように、手動で消すことはできません。そこで、「その他」を削除する確実な方法を紹介します。最初にiTunesにバックアップを作成します。

アプリの設定やトーク履歴なども完全にバックアップしたい場合は、「このコンピュータ」と「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れ、「今すぐバックアップ」を選択しましょう。ただし、バックアップをとっただけでは空きデータは増えません。この後、iPhoneのリセットと復元を行う必要があります。