iPhoneを起動時にappleのロゴである「りんごマーク」が何度も出てきて、立ち上がらなかったり、電源を切れない現象を「リンゴループ」といいます。
iPhoneの外装ではなく、中身の基盤やソフトウェアに不具合が出ている状態で、アイフォン使用者にはとても厄介なエラーです。
リンゴループになるとiPhoneが起動しないので、データの取り出しなどiPhoneが全く使えなくなります。
また勝手に直ることはないので、リンゴループになったら、必ず対処や修理をしないといけません。
突然、リンゴループが現れたときにはどうしたら良いのか?そして、リンゴループが現れないようにするにはどうすれば良いのか?など、リンゴループが現れたときの修理の方法について、自分で出来る方法とお店での修理についてお伝えします!
お店なら、大事なデータを破損させることなく治すことも可能です!自分で修理するより、費用はかかってしまいますが、安心出来ますよ♪
目次
iPhoneのリンゴループを修理したい!直し方6選♪
Appleの象徴であるリンゴマークが見えているのにまったく起動しない恐怖のリンゴループですが、これを解消するためにまずは、自分で出来る直し方をご紹介します!!
自分で出来る修理の方法は6つほどあるので簡単なものから順番にお伝えしていきますね。リンゴループの直し方を知っていれば急に発生したリンゴループの時に対処できて安心ですよ♪
1.iPhoneを強制再起動する
まずは、深刻な症状でない場合は強制再起動で、あなたのiPhoneが復活する可能性が充分にありますよ。
機種を問わずに強制再起動をかける方法はサイドボタンを押し続けながら、一度電源を落としてください。
そして電源が落ちたことを確認した後に、もう一度再度ボタンを長押しします。
リンゴループになってしまったときは、まずは一番簡単な強制再起動を試してみるといいですよ♪
それから、とても簡単にリンゴループから抜け出せる方法がもうひとつあります!
それは、他の電話から自分のiPhoneに電話をかけてみることです。
リンゴループになっているiPhoneに着信画面が表示されたときにホームボタンを押すとホーム画面に戻る可能性があります。
どちらもリンゴループの原因が軽いものであれば回復する可能性があります!
自分で簡単に出来る方法なので試してみてくださいね!
2.iPhoneからSIMカードを抜く
強制再起動でもiPhoneが復活しなかった場合は、リンゴループになってしまっているiPhoneからSIMカードを抜き、再起動をすると復活することがあります。
やり方は簡単です!SIMカードを一度抜いて、iPhoneを起動させてください。軽度の異常であればこれで復帰するケースがあります。
一度抜いたSIMカードをiPhoneに入れなおし、iPhoneを起動させ、またリンゴループになってしまった時にはSIMカードの故障が原因なので、残念ながら、自分では修理できません。
お店に持っていくことをオススメしますよ。
3.iPhoneをセーフモードで起動する
セーフモードで起動する方法は、一度電源を落とします。そして起動するときにボリュームを上げるボタンを一緒に押し続けながらiPhoneを起動させます。
セーフモードは、iOSに不具合が起きてしまったときに行う「診断用モード」です。
無事にセーフモードで起動した場合、リンゴループに陥る前にインストールしたアプリが原因の可能性が高いので、そのアプリを削除しておくことをオススメします!(削除しなくても大丈夫な場合もありますよ。)
しかし、セーフモードは初期化に近い方法なので、バックアップを取っていない場合はデータが初期化されてしまう恐れがあります。
不安な方はセーフモードで起動を行う前に一度、修理店に相談してみて下さいね!
4.iPhoneをiTunesとパソコンを使って同期する
リンゴループになっているiPhoneを、USBケーブルを使ってパソコンに繋ぎます。
パソコンとiPhoneを繋いだ時に、あなたのiPhoneの機種が認識されていたら、iTunesの「概要」から「デバイスと同期」を選びます。
セーフモードで起動しない場合でも、iTunesがiPhoneを認識するのであれば無事に起動することがあるのです。
パソコンをお持ちならぜひ試してみるといいですよ!
5.パソコンを使って、iTunesでiOSをアップデートする
リンゴループになってしまったとき、iTunesを使ってiOSのアップデートを行うと、復帰する可能性もあります。
これは主に、アップデートが上手く完了していないことが考えられる場合にとても有効な方法です!
- Wi-Fi環境が不安定な場所でアップデートが行われた
- アップデートの最中にPCとの接続が切れてしまった
ソフトウェアのアップデートを自動更新にしているといつアップデートが行われているか自分でも分かりませんよね。
自動でアップデートが行われていた時に通信環境が不安定になり、自分でも分からないうちにアップデートが不完全になっていることがあります。
パソコンを使ってiosをアップデートし直すとリンゴループが消えてくれることがあるので、こちらも試してみて下さいね!
また、使用しているPCがWindowsだった場合、MacのPCでアップデートしてみるとリンゴループが解消されることがあります!
Macでアップデートできないときは、Windowsでやってみるなど、違うパソコンを使ってアップデートしてみると上手くいくこともあるようです!
そしてちなみにですが、Windowsでアップデートできなかった場合、Macだとしっかり復活することが多いようです。
同じアップル製品なので相性の問題もあるのかもしれませんね。
6.リンゴループになっているiPhoneを初期化する
今までご紹介した方法を試しても、リンゴループから復帰しないようであればデータの復旧は諦めて最後の手段である初期化を行うとリンゴループから抜け出せます。
リンゴループになっていても、DFUモードであれば初期化が行えるので方法をお伝えしますね!
- まず、iPhoneの電源を切る
- 次にPCでiTunesを起動する
- ケーブルを使って、iPhoneとPCを接続する
- iPhoneの電源ボタンを3秒以上長押しする
- 次に、下記の※に記した2つのボタンを10秒以上押し続ける
- 電源ボタンだけ離して、もう片方はそのまま押し続けておく
- パソコンのiTunesに「警告」が表示される
※iPhone5s~iPhone6sPlus/iPhoneSE→ホームボタンと電源ボタン、iPhone7以降→音量を下げるボタンと電源ボタン
パソコンに「警告」と文字が表示されたらOKです!!
リンゴループでも初期化が行えるDFUモードとは、簡単にいうと、iPhoneを強制的に初期化して、最新のiOSにアップデートするモードのことです。
DFUモードに入ったら、iTunesに表示される復元の手順を進めてくださいね。
しかし残念ながら、DFUモードを使用するとiPhoneの中のデータは失われてしまう可能性があります!!データが失われる可能性があることを十分に理解した上で行ってくださいね!
iPhoneがリンゴループになる原因は大きく分けて4つ
iOSのアップデートの失敗
iPhoneは不定期でiOSのアップデートが必要になります。
iOSのアップデートが失敗することでリンゴループになることがあります。
アップデートの失敗の原因
- iPhoneのストレージ容量不足
- 通信環境が悪い中でのアップデート
- アップデートの途中でiPhoneの電源が落ちた
写真や動画でiPhoneのストレージ容量がいっぱいであったり、外出中に通信環境が不安定な状態でのアップデート、電源が確保できない状態でのアップデートをすると失敗する可能性が高いのです。
iOSをアップデートするときは、自宅で時間がある時に更新することをおすすめします。
その際、iPhoneのストレージ容量が十分にあるかも確認しておいてください。
空き容量の目安としては5GBの容量があれば十分です。
iPhoneの容量不足
iPhoneの容量不足がリンゴループを引き起こす可能性があります。
iPhoneの容量は32GB〜512GBまでがありますが、ストレージ容量が少なくなるとiPhoneの動きが遅くなったり、アプリの起動の遅延などの全体的にiPhoneの動作が重くなります。
また液晶に
- ストレージ容量がありません。
- iPhoneのストレージがいっぱいです
- 写真を撮影できません
のような注意文が表示されるようになります。
iPhoneなどの精密機器の容量がいっぱいになると動かなくなるので、上記の表示がでてきたら、不要な写真などはすぐに消してストレージ容量を確保してください。
できることなら5GBの空き容量を確保、少なくとも1GB〜2GBは空けるようにしてください。
iPhoneの空き容量の確認は
「設定」→「一般」→「デバイス」→「ストレージ」
で確認ができます。
iPhoneの基盤の故障
iPhoneの動作処理などを行う基盤が破損することで、リンゴループになる可能性もあります。
基盤は「水没」「落下などの衝撃」「カバン内での圧迫」などで破損しがちなので、耐衝撃のケースを使えうと衝撃は軽減されます。
運が悪いと、appleの非正規の充電ケーブルを使うと電圧の違いなどで基盤が破損することもあります。
iPhoneやiPadの充電はできるだけ正規のライトニングケーブルを使うことをおすすめします。
iPhoneのパーツ故障
基盤以外にもiPhoneのパーツの破損でリンゴループになることがあります。
ディスプレイの故障、カメラの故障、充電口の故障などパーツ箇所は様々です。
落下などの衝撃以外に経年劣化でもパーツは故障するので、
- カメラが映らない
- バッテリーの減りが早い
- 充電ができない
などの症状が起きたら、早めに故障診断をするか、apple storeもしくはiPhone修理屋にもっていってください。
iPhoneのパーツでもホームボタンや生態認証部分に破損があると特に危険です!
iPhoneのソフトウェアの故障
App storeでダウンロードできるアプリはappleの審査を受けているので、基本的には安全ですが極稀にソフトウェアに干渉し、不具合を起こすアプリがあることがあります。
基本的にはappleがすぐに削除しているので、App storeに出ることはまれですが、自分のiPhoneにインストールしてしまっていると勝手にアプリが消えることはありません。
定期的にアプリの見直しをすることをおすすめします。
リンゴループに陥いると大切なデータまで失ってしまう可能性があるので、放置すると急にiPhoneが使えなくなる可能性があるので、修理しておきましょう。
また、アップデートの失敗以外に、強制終了を繰り返しても発生することがあります。
iPhoneのリンゴループの原因を特定する方法
ルンゴループの原因は多岐に渡りますが、リンゴループの点滅の速さを見ることソフトウェアかハードウェアの破損のどちらかは把握することができます。
ソフトウェアが原因の場合
りんごマークが数十秒表示される→画面が消える→りんごマークが数十秒表示される
ハードウェアが原因の場合
りんごマークが十秒ほど表示される→画面が消えてすぐにリンゴマークが表示される
つまり
リンゴマークの表示が数十秒と長い間隔の場合はiOSや容量不足といったソフトウェアの破損。
リンゴマークが十秒ほどの間隔で表示される場合は基盤やパーツといったハードウェアの破損。
ということがわかります。
appleの公式発表ではなく、修理の実績から上記の場合がほとんどですので、上記を参考にリンゴループの原因を特定してください。
iPhoneのリンゴループの予防法を3つ紹介!
嫌なリンゴループを引き起こさないために、名付けて!「リンゴループ予防法」をお伝えします♪リンゴループが解消されず初期化されて、大切な写真や会社の資料がなくなってしまう前に予防しておくと安心できますよ。
1.iPhoneのストレージ容量に余裕を持たせる
iPhoneのストレージ不足によるリンゴループの発生がとても多いので、ストレージの容量には余裕を持たせるように、日ごろから注意してiCloudなどにバックアップを取っておきましょう!!
2.アップデートはWi-Fi通信が安定している場所で行う
iosのアップデートが失敗したことによりリンゴループが発生するケースも多いです。ソフトウェアの更新を自動にしていると、アップデート中に通信が途絶えて失敗してしまうことがありますよ。
リンゴループにならないためにも、アップデートは通信環境のよい場所で行うといいです!
3.iPhoneの落下や水没などに気を付ける
当たり前ですが、iPhoneは精密機械ですから、基盤故障の元になる落下や水没などには気を付けて使用しましょう!
自分の修理でリンゴループが直らない時
リンゴループの修理はキャリアによって差はありますが、基本的には本体交換です。
保証があれば費用も抑えられるのでおすすめですが、即日修理したい場合にはスマレンジャーにおこしください!
さきほどもお伝えしましたが、画面の故障や水没などもリンゴループの原因です。
スマレンジャーは画面の修理やバッテリー交換などを行っているので即日対応が可能です♪
リンゴループを自分で対処する直し方もお伝えしましたが、自分でやるとデータが破損したりなどやはり不安はありますよね。
全国に店舗を展開しているスマレンジャーはリンゴループに限らず、豊富な修理実績があるので、データを破損させずに修理が可能です!
また、丁寧な接客を心がけ、お客様が安心できるサービスを提供いたします。
修理料金も正規店よりも格安でご提供いたしますので、リンゴループの修理にお悩みなら、まずはお近くの店舗にご相談ください。