iPhoneのガラスコーティングは本当に必要?メリットや施工方法

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iPhoneにガラスコーティングは本当に必要なのか、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、ガラスコーティングの種類や硬さ、メリットなど、すべてお伝えします。

 

 

また、iPhoneのガラスコーティングのやり方や、ガラスコーティングが割れてしまった場合の対処法なども、順を追って紹介していきます。
この記事を読めば、専門業者へ依頼する際の概算費用や、依頼のコツを知ることができるでしょう。さっそく、ご紹介しましょう。

 

 

iPhoneにガラスコーティングをする理由

 

ガラスコーティング

 

 

iPhoneにガラスコーティングをする理由として、一番のポイントは、スクリーンガラスを保護することでしょう。ガラスコーティングを施すことで、スクリーンガラスが汚れや傷から保護され、長持ちするようになります。

 

 

また、指紋や汗などによる汚れも軽減され、スクリーンをきれいに保つことができます。

 

 

ケースをつけるとiPhoneは汚れ、見た目も悪い

 

 

ケースを装着すると、iPhoneと保護カバーの間にホコリが大量に入り込みます。そのため、取り外して掃除する必要があり、場合によってはiPhone本体に傷がついてしまうこともあります。

 

 

さらに、ケースを購入する費用自体が高く、購入を断念する人もいるかもしれません。また、ケースを装着することで、iPhoneの色やデザインが損なわれ、本来の美しさが損なわれる人も少なくありません。

 

 

最近のAppleはカラーバリエーションが豊富なので、ケースで損なわれてしまうのはデメリットに感じる人も多いようです。

 

 

参考記事:https://www.mysurance.co.jp/news/2021-09-24/

 

 

高硬度のサファイアガラスでも意外ともろい

 

 

iPhone 5sの発売以来、サファイアガラスがスクリーンガラスに採用されています。サファイアガラスは、ダイアモンド(硬度10)に次ぐ硬度として知られるサファイア(硬度8)と化学組成が似ているアルミナを人工的に合成してつくられたものです。

 

 

このガラスは、強度や耐久性に優れ、傷や変形が起こりにくいため、腕時計の保護ケース(風防)として利用されているほどです。しかし、iPhoneのサファイアガラスは金属片でこする程度で傷がついてしまい、簡単に割れてしまう状態になることが実験で証明されています。

 

出典:https://iphone-mania.jp/news-139331/

 

 

 

ガラスコーティングとは?

 

 

 

 

ガラスコーティングは、携帯電話の液晶画面と筐体を保護するために、「ガラスコーティング剤」と呼ばれる保護物質を用いて薄い膜を形成するものです。

 

 

ガラスコーティング剤は、携帯電話の液晶画面や筐体を保護するシールドとして機能する薄い層を形成するために、画面上で反応を起こし、コーティングを固化させ、あらゆる摩擦や衝撃から保護しています。

 

 

素材が硬ければ硬いほど、毎日の使用による摩耗や、うっかり落としてしまったときの損傷をより防いでくれるでしょう。また、ガラスコーティングは、その硬度を高めるために、さまざまな層状に置くことができます。

 

 

接着剤やガラスフィルムのように貼り付ける必要があるのではなく、ガラスコーティングは塗るだけで画面を最大限に保護することが可能です。

 

 

ガラスコーティングの硬度について知っておこう

 

 

 

 

ガラスコーティングの靭性に使われる尺度は、一般的に「鉛筆硬度」または「モース硬度」です。鉛筆硬度では、9Hが最も硬いレベルを示すものです。一方、モース硬度では「H」の文字がなく、数字のみで表記されます。

 

 

ガラスコーティングをする際に、どの程度の強度になるのか把握するためにも、まずはそれらの硬度についての知識をもっておきましょう。

 

 

モース硬度

 

 

モース硬度は、鉱物の抵抗力を示す指標として考案されたものです。モース硬度は、特定の鉱物でキズをつけてみて、その結果で硬度を判定します。

 

 

モース硬度には1〜10の区分があり、ベースとなる「基準鉱物」が定められています。

 

 

ダイヤモンドはモース硬度10で最も硬い物質です。

 

 

鉛筆硬度

 

 

鉛筆硬度は、鉛筆の芯に含まれる黒鉛の硬さを表す指標です。この硬度はJIS規格で定められており、鉛筆法(スクラッチ硬度試験)により確認されます。

 

 

評価方法は、軟らかい(6B)から硬い(6H)、さらに旧規格の硬さを表す7Hから9Hの目盛りが付けられているのが特徴です。鉛筆法では、9Hと表示されたガラスコーティング剤を旧規格と比較することで、その硬さを判定することができます。

 

 

ガラスコーティングがおすすめの人

 

 

 

 

  • 保護フィルムを貼るときに気泡が入るのが嫌な人。
  • 保護フィルムやガラスフィルムで厚みができるのが嫌な人。
  • スマホをケースに入れるのが嫌な人。
  • スマホのデザインを損ないたくない人。
  • スマホを清潔に保ちたい人(抗菌・抗ウイルス効果)

 

 

ガラスコーティングのメリットとデメリット

 

 

 

 

ガラスコーティングを検討している方は、メリットとデメリットがあることを理解しておくと安心です。ここでは、ガラスコーティング剤をスマホに塗布するメリットとデメリットについて解説します。

 

 

ガラスコーティングのメリット

 

 

スマホにガラスコーティングを塗布することで、スクリーンに触れる指紋や汚れが付きにくくなり、撥水性が向上します。また、スマホを落とした際にスクリーンが割れにくくなるといった防護効果も期待できるでしょう。

 

 

ガラスコーティングの種類によっては、水滴を吸収して滑りやすくし、汚れがディスプレイに付着するのを防ぐため、最終的にデバイスを清潔に保つのに役立つものもあります。

 

 

また、光の反射を抑えることで、割れにくいだけでなく、見やすさも向上します。

 

 

ガラスコーティングのデメリット

 

 

 

 

スマホにガラスコーティングをするデメリットには次のようなものがあります。

 

 

1.費用がかかる

 

 

ガラスコーティングを施すためには、専門の業者に依頼する必要があり、費用がかかります。

 

 

2.施工後の扱いに注意が必要

 

 

ガラスコーティングを施すと、一定期間は水による湿気や汚れによる影響を受けにくくなりますが、施工後の扱いに注意が必要です。

 

 

3.施工後に表面の質感が変化

 

 

ガラスコーティング施工後に表面の質感が変化する場合があり、手触りや表面光沢が以前と異なるので落としやすくなるリスクもあります。

 

 

4.施工後に表面が曇ったり,指紋を残すことがある 

 

 

ガラスコーティング施工後にうかつに触れると表面が曇ったり、指紋を残すことがあります。

 

 

5.保証がないことがある 

 

 

施工したガラスコーティングには保証がないことがあり、施工後に問題が発生した場合に対応ができないことも考えられます。

 

 

スマホのガラスコーティングは自分でできる?

 

 

 

 

ガラスコーティングを自分で塗布することも可能です。市販のガラスコーティング剤を購入し、iPhoneの表面に塗るだけなので、簡単にできると言えるでしょう。

 

 

  • 商品例としては以下が挙げられます。
  • スマホまもるくん
  • クリスタルガードグラスアーマー
  • リキッドハック

 

 

ネットショップやAmazon等で「スマホ コーティング剤」などで検索すれば多数の商品がヒットするはずですので、ぜひ自身に合いそうなコーティング剤を見つけてみてください。

 

 

自分で塗るガラスコーティング剤の選び方

 

 

 

どのコーティング剤を購入したらよいかわからない場合は、以下を参考にするとよいでしょう。

 

 

予算に応じて適切な価格帯を決め、その中から希望する機能を持つ製品を選ぶのが方法の1つです。

 

 

ブルーライトカット、硬度9~10H、抗菌・抗ウィルス性など、コーティング剤の特徴は製品によって異なる場合があります。また、滴下してから表面に延ばして使う液状タイプや、吹き付けて塗るスプレータイプなど、好みの塗り方が選択可能です。

 

 

塗布にこだわるのであれば、スプレータイプの方がいいかもしれません。

 

 

iPhoneのガラスコーティングの仕方

 

 

 

 

iPhone(スマホ )ガラスコーティングの塗布について解説します。

 

 

  • 本体の電源を切り、液晶画面を布で拭いて汚れを落とします(新品の場合は必要ありません)。
  • 必要に応じて、布で画面を乾拭きして汚れを拭き取る。
  • 施工用の布にガラスコーティング剤を染み込ませる(製品によっては、液晶画面に直接ガラスコーティング剤を垂らす)。
  • コーティング剤を全体に伸ばしながら塗布します。
  • 数分後、乾拭きする

 

 

より均一に塗布するために、店舗でのコーティング施工をご検討ください。

 

 

スマホのガラスコーティングを自分でやる際の注意点

 

 

iPhoneを高く売るコツ

 

iPhoneへのガラスコーティングは、入手しやすいものを使って自分で行うことも現実的です。一方、自宅で行う場合は、以下の点に留意することが重要です。

 

 

  • コーティング前にiPhoneを綺麗にしておく必要がある
  • 変化がわかりづらい
  • 施工がうまくいかない場合がある

 

 

それぞれ説明していきます。

 

 

コーティング前にiPhoneを綺麗にしておく必要がある

 

 

ガラスコーティングをより確実にするために、湿らせた布やクリーナーを使って、iPhoneの表面にある小さな粒子やほこりを取り除いてください。細かいホコリはガラスコーティングとの間にすき間を作ります。事前にしっかりと取り除くことでコーティングが剥がれてしまうリスクを軽減できるでしょう。

 

 

しかし、乾いた布で表面を拭くだけでは、かえって汚れが目立ってしまうことがあります。多くのコーティング剤は、スマートフォンの表面が湿っているときのみ使用できるようになっており、その場合は溶液を塗布してから乾燥させることが必要です。

 

 

クリーニング後、メーカーの指示に従い、スマートフォンがまだ湿っている状態でコーティング剤を塗布する必要があります。

 

 

変化がわかりづらい

 

 

ガラスコーティングをした後でもiPhone本体の見た目はほとんど変わりません。少しツヤが出るのみの変化なので、コーティングできているか不安になる人もいるでしょう。コーティングの優劣を気にされる方も少なくありません。

 

 

そのため、多くの方が専門家に依頼する方が賢明と考えるでしょう。もし、不安を感じるのであれば、専門家にコーティングを依頼することをおすすめします。

 

 

うまく施工できない可能性がある

 

 

前述したように、コーティングがうまく塗布されているかは分かりづらいものです。そのため、「うまく施工されていない」と誤解される方もいます。

 

 

そのため、せっかくのガラスコーティングが無駄になる可能性があるので、自分でコーティングする場合は注意が必要です。

 

 

iPhoneのガラスコーティングにかかる費用目安

 

 

 

 

スマホガラスコーティングの値段は、片面のみ施工、両面施工によって値段が違います。

 

 

 

  • 片面 3,000~5,000 円
  • 両面 5,000~8,000 円

 

 

コーティング剤は1000円から3000円程度で手に入るので、お店で施工するよりも1000円から2000円は安くなります。硬度は9Hで、店頭のコーティング剤と同じですが、製品の品質が悪かったり、うまく塗れなかったりすると、満足のいく仕上がりにならないことがあります。

 

 

きちんとコーティングする自信のある方や、予算を抑えたい方は検討されてみてはいかがでしょうか。一方、出張買取を依頼したり、宅配便を利用したりすると、送料や手数料がかかるため、かえって高くつく場合があります。

 

 

しかし、お店によっては最低金額を設定している場合もあります。トータルでの経済的な面を考慮すると、店舗に持ち込むだけで、プロの手を借りられる方がいいかもしれません。

 

 

ガラスコーティングが割れてしまったときは?

 

 

使えなくなったiPhone買取

 

せっかく施したガラスコーティングも、強い衝撃が加わると粉々になることがあります。強い衝撃で保護膜が破損した場合、再貼付は成功しない可能性が高く、剥がそうとするとさらに破損する可能性があります。

 

 

そのため、衝撃で画面が割れてしまった場合は、iPhoneを取り扱うショップや修理店に持ち込むのがよいでしょう。

 

 

iPhoneのガラスコーティングならスマレンジャーに依頼しよう!

 

 

ガラスコーティングはiPhoneユーザーにとって有益であることは明らかです。硬度を求める人、キズへの耐久性を求める人、その他の保護効果を求める人など、様々な効果から選べます。

 

 

ガラスコーティングは通常かなり手頃な価格で手に入りますが、iPhoneのガラスコーティングを自宅で行う場合、正しい作業を行うために注意すべきポイントが、いくつかあります。

 

 

 

 

スマレンジャーはお客様が仕上がりに満足できるよう保証を提供しています。iPhoneを保護するために有効な手段かもしれないガラスコーティング、いつでもお問い合わせください。