標準のメールアプリでは、タイトル、送信者名、次いで本文の最初から数行が一覧に表示される。
ところが、もう少し本文の続きが見たい、という事がある筆者なぞはどこからメールアドレスが漏れたのか、迷惑メールが多々送られてくる。
しかもソレが最初の数行をパッと見ただけでは分からないことが多いのだ。
この前なんか、「特定電子メール法違反送信者による迷惑メールにお困りの際にはご連絡ください。」という文面と共にいかにも怪しいURLが本文中に添付されて来た。
今まさに貴方から送られた迷惑メールで困っているのだ、と直接言ってやりたいぐらいであるが、その迷惑メール、プレビューでは「特定電子メール法違反送信者に…」というやたら硬い内容ぐらいまでしか表示されないので、実は本当に必要なメールなのではないか?と思ってしまう。
まぁ、向こうも考えてわざと紛らわしい文面を作って送ってきているのだろうが。
最初のプレビューで分からなければ、実際に中の本文を表示して確認しなければならない上、いざメールを開いて不必要だったときは鬱陶しいことこの上ない。
なのでメール一覧でのプレビュー画面にて、ある程度まで本文の冒頭を見ることができれば、いちいち開くこと無く、必要なのか不必要なのか、急ぎなのか後でも良いのかの判断も付きやすいだろう。
というわけで、メールの設定でプレビューできる本文の表示数を変えてみよう。
まずは、「設定」から「メール」へと進み「プレビュー」をタップ。
すると、プレビューで表示される行数を選択できる。
最小で「なし」、最大で「5行」までだ。
併用することで、5行の中に小さくたくさんの文字がギチギチに入ることになるので、文字数によってはメールを開かずとも内容を把握することができる。
文字を小さくするには「設定」から「画面の表示と明るさ」へと進む、すると画面中央にスライダがあるので、左いっぱいにスライドさせると文字の大きさは最小になる、逆に右いっぱいにスライドすることで文字の大きさは最大になる。
本文をプレビュー表示する「桁数」と、その中に表示される「文字」自体の大きさで、様々に組み合わせることができる。
いっその事要らないのであれば「なし」を選べばいいし、一覧画面で内容を把握したいのであれば表示される桁数を「5桁」にし、文字の大きさを最小にしてしまえばいい。
自分の使いやすいベストな表示方法を設定していこう。