「androidスマホで広告ブロックは無料でできる?」
「androidスマホで広告ブロックされない場合はどうするべき?」
Androidスマートフォンの普及に伴い、インターネットを快適に閲覧するための方法として、広告ブロックの重要性が高まっています。
大量の広告表示はページの読み込み速度を遅くし、データ通信量を無駄に消費するほかユーザーのプライバシーにも関わる問題を引き起こすこともあり、注意が必要です。
本記事では、広告ブロックの概要やAndroidスマートフォンで広告を効果的にブロックする方法とそのメリット、注意点について解説します。
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目次
広告ブロックとは?
広告ブロックとは、インターネット閲覧時に表示される広告を非表示にする技術や手法のことを指します。
ウェブページ上で自動的に別ウィンドウが開かれるポップアップの広告やテキスト、画像、動画形式の広告など、さまざまな形で表示される広告をユーザーの閲覧画面から消すことが可能です。広告ブロックをする方法としては、ブラウザの拡張機能や特定のアプリケーションの使用が挙げられます。
この技術を使うことでウェブページを見やすくできるほか、ページの読み込み速度を改善したりデータ使用量を節約したりすることができます。
一方で、広告収入に依存するウェブサイト運営者にとっては、経済的な打撃となる可能性もあり、そのため議論の対象となることも少なくありません。
Androidスマホで広告をブロックするメリット
ここでは、Androidスマホで広告をブロックする4つのメリットを紹介します。
インターネットの利便性が向上する
インターネットの利用時に広告をブロックすることで、利便性が向上するというメリットがあります。
具体的には、ウェブページ上の広告が表示されなくなることにより、情報を探したりコンテンツを読んだりする際の邪魔が少なくなります。これによって、ユーザーは目的の情報により速くアクセスできるようになり、ウェブサイトの閲覧がスムーズになります。
また、広告によって注意力をウェブページの内容に集中させることができるため、より効率よくインターネットを利用できるのが大きなメリットです。
ブラウザの動作が軽くなる場合がある
Androidスマートフォンを使用する際、広告のコンテンツが多くのデータやリソースを消費するためウェブページ上の広告が多いとブラウザの動作が重たくなりがちです。
特に、画像や動画などのメディアが豊富な広告はブラウザの読み込み時間を長くし、全体の反応速度を低下させてしまいます。
広告をブロックすることで、これらの広告コンテンツが読み込まれるのを防ぐことができ、ブラウザの動作を軽くしてページの表示速度を改善します。
特にモバイルデバイスを使ったウェブ閲覧の速度と快適さを大きく向上させる効果があるほか、デバイスの処理能力に余裕ができるため、他のアプリの動作もスムーズになる可能性があります。
データ通信量が節約できる
Androidスマートフォンでインターネットを利用する際、ウェブページ上に表示される広告はデータ通信量を大きく消費する原因になります。
特に画像や動画などのメディアを含む広告は、多くのデータを消費します。広告をブロックすることで、不要なデータのダウンロードを防ぎスマートフォンのデータ通信量を節約することが可能です。
データ通信量の節約は、データプランの制限があるユーザーや高速データ通信量に上限が設けられている場合に特に大切です。広告コンテンツの読み込みを回避することで、必要な情報やサービスへのアクセスに使うデータを温存し、月末にデータが不足するリスクを減らすことができます。
さらに、データ使用量を抑えることで、モバイルネットワークが混雑している地域や時間帯で、インターネット接続の速度を改善する効果も期待できます。
サイトの閲覧履歴などの情報を保護できる
Androidスマートフォンで広告をブロックすると、ウェブサイトの閲覧履歴やユーザー行動に関する情報の保護が強化されます。
多くのオンライン広告はユーザーの行動を追跡し、そのデータを利用してパーソナライズされた広告を表示するためのトラッキング技術を使用しているのが特徴です。これにはクッキーなどが含まれており、ユーザーが訪れたサイトやクリックした内容などの情報が収集されることがあります。
広告ブロック機能を使用することで、これらのトラッキング技術による情報収集を阻止し、自身のプライバシーを守ることができます。
プライバシーの保護は、特に個人情報の漏洩や不正利用を防ぐ上で重要で、ユーザーが安心してインターネットを利用できる環境を作り出すために役立つでしょう。
さらに、広告トラッキングをブロックすることは、パーソナライズされた広告によって潜在的に偏見や思い込みを持つことを防ぐこともでき、インターネット上での情報収集やサービス利用をより中立的なものにします。
これにより、ユーザーは自分の興味や選択により近い情報収集や商品選択ができ、自由で公平にインターネットを利用することが可能です。
Androidスマホで広告をブロックするデメリット
Androidスマートフォンで広告をブロックすることで、ブラウザの動作が軽くなったりデータ通信量が節約できたりと多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。
ここではAndroidスマホで広告をブロックする3つのデメリットを紹介します。
Webサイトが利用できないことがある
Androidスマートフォンで広告をブロックする場合、一部のWebサイトが利用できなくなることがあります。これは、広告収入を行うWebサイトが、広告の表示を前提としたコンテンツ提供を行っているためです。
広告ブロックによって収入源が失われることを防ぐため、これらのサイトでは広告ブロックを発見し、コンテンツへのアクセスを制限する仕組みを作っていることがあります。
利用者が広告ブロック機能を有効にしている場合、サイト訪問時に「広告ブロッカーを無効にしてください」というメッセージが表示されることがあり、メッセージに従わない限りコンテンツの閲覧ができない状態になることも少なくありません。
このような状況になった場合、利用者は広告ブロック機能を一時的に無効にするか、そのサイトのコンテンツを諦めるかのどちらかを選ぶ必要があります。
広告がブロックされない場合もある
Androidスマートフォンに広告をブロックする機能を導入しても、全ての広告が完全にブロックされるわけではありません。
広告提供者は広告ブロック機能を回避するための新しい手法を開発しており、一部の広告はブロック機能を使っても表示されることがあります。
特に、自動的に作られる広告やWebサイトのコンテンツと関わりが深い広告はブロックが難しいことが多いです。また、広告ブロッカーが特定の広告配信ネットワークや技術に対応している場合、それ以外の方法で配信される広告はブロックできません。
ユーザーは広告ブロッカーを定期的に更新し、信頼できる広告ブロックアプリを選択することが重要です。しかし、技術的な限界や広告配信の進化があるため、全ての広告をブロックするのは非常に難しいです。
悪質な広告ブロックアプリもある
Androidスマートフォンで広告をブロックするためにアプリを利用する際には、悪質な広告ブロックアプリに注意が必要です。インターネット上には、多くの信頼できる広告ブロックアプリが存在しますが、中にはユーザーのプライバシーを侵害したりセキュリティ上のリスクをもたらしたりするアプリもあります。
これらの悪質なアプリは、表向きは広告をブロックする機能を持っていても、ユーザーの個人情報を不正に収集したりウイルスを仕込んでデバイスを危険にさらしたりすることがあります。
また、広告ブロック機能を提供しながら、実際にはユーザーの閲覧情報などを追跡する目的で設計されていることもあるので注意しましょう。
これらのリスクを避けるためには、アプリのレビューや評価を確認して他のユーザーの体験談を参考にしたり、信頼できる開発者や企業によって提供されているかを確認したりすることが重要です。
そのほか、アプリが要求するアクセス許可が適切か検討し、不必要に多くの権限を要求するアプリには注意することも大切です。また、信頼できるセキュリティソフトをインストールしておくことで、悪意あるアプリのインストールを防ぐこともできます。
広告をブロックすることで多くのメリットが得られますが、利用する広告ブロックアプリの選択は慎重に行う必要があります。ユーザーの安全とプライバシーを保護するために、信頼できるアプリを選びましょう。
Androidスマホで広告をブロックする設定方法
Androidスマートフォンで広告をブロックするときは、GoogleChrome・広告ブロック機能付きブラウザ・アプリのいずれかを使うことができます。
ここではそれぞれの設定方法について紹介します。
GoogleChromeの広告ブロック方法
AndroidスマートフォンでGoogle Chromeを利用している場合、ブラウザ自体に組み込まれている機能を使って、特定の広告をブロックすることが可能です。
この機能を使用することで、ユーザーが使いにくいと感じるような広告やセキュリティに問題のある広告を自動的にフィルタリングします。
GoogleChromeの広告をブロックする手順は次のとおりです。
- AndroidデバイスでGoogle Chromeアプリを開く
- 画面右上の三点リーダー(メニュー)をタップ
- メニューから「設定」を選択する
- 「設定」画面で「サイトの設定」をタップ
- 「サイトの設定」の中から「広告」を探して選ぶ
- 「広告」の設定画面で侵入的な広告のブロックを有効にする
この設定によりGoogle Chromeは不適切と判断される広告の表示をブロックし、より快適なネットサーフィンをサポートしてくれます。
ただし、この機能はすべての広告をブロックするわけではないので、Googleのポリシーに準拠している広告は表示され続けます。
また、ユーザーが信頼できるサイトの広告を出したい場合は、広告ブロックの設定で個々のサイトに対してカスタマイズすることも可能です。
広告ブロック機能付きブラウザを使う方法
Androidスマートフォンで広告をブロックする方法として、広告ブロック機能を備えたブラウザを利用する方法が挙げられます。
広告ブロック機能がついたブラウザは、広告を自動的にブロックすることでページの読み込み速度を向上させ、データ使用量を節約しながらユーザーのプライバシーも保護することが可能です。
Google Playストアのこのような機能を持つブラウザアプリには、次のようなものがあります。
- Brave Browser: プライバシー保護と広告ブロックに重点を置いたブラウザで、追跡防止機能も備えています。
- Firefox Focus: Mozillaによって開発されたプライバシーを重視するブラウザで、簡単な操作で広告やトラッカーをブロックします。
- Opera Mini: データ節約モードと広告ブロック機能を搭載し、高速なウェブ閲覧を可能にするブラウザです。
これらのブラウザを使用するには、まずGoogle Playストアから好みのブラウザを選択してインストールしましょう。
インストール後にアプリを開くと、初回起動時に広告ブロック機能を有効にするオプションが提示されることがあります。手動で設定メニューから広告ブロック機能を有効にする場合もあるため、各ブラウザの設定オプションを確認してください。
広告ブロック機能付きブラウザを利用することで、ウェブサイトの読み込みが速くなるだけでなく、余計な広告に邪魔されることなくコンテンツに集中できるようになります。
また、これらのブラウザはプライバシー保護も行うので、安心してネットを利用できるようになります。
アプリを使って広告ブロックする方法
Androidスマートフォンでウェブ閲覧時の広告をブロックする方法の一つに、専用のアプリを使用する方法もあります。
広告ブロックアプリはウェブページから不要な広告を削除し、快適にネットを使えるようにしてくれます。これにより、ページの読み込み速度の向上やデータ通信量の節約、プライバシー保護の強化も期待できます。
以下は、広告ブロックアプリを使って広告をブロックする基本的な手順です。
- Google Playストアまたは信頼できるアプリストアから、広告ブロックアプリを選択する。有名な広告アプリは「AdGuard」や「Adblock Plus」などがあるが、知名度だけでなく評価やレビューも確認してダウンロードする
- アプリを開いて必要に応じて設定を行う。多くの広告ブロックアプリでは、フィルタリングのレベルを調整できるほか、特定のサイトで広告ブロックを無効にするホワイトリスト機能がついている
- アプリによっては、特定のブラウザと連携して機能を発揮するものもあり、アプリの指示に従って必要な設定や拡張機能の追加を行う
- アプリの設定を完了させたら広告ブロック機能が有効になる。インターネットを閲覧する際にはアプリがバックグラウンドで動作し、ページから広告を削除する
広告ブロックアプリを利用するときは悪質なアプリに注意し、ユーザーのプライバシーやセキュリティを守るために、評判の良いアプリを選択することが重要です。
また、広告収入に依存しているウェブサイトの運営を支援するために、必要なサイトでは広告ブロックを無効にすることも検討しましょう。
Androidスマホで広告をブロックする際のQ&A
ここでは、Androidのウィジェットに関する3つのよくあるQ&Aを紹介します。
- AndroidでYouTubeの広告を消す方法は?
- Androidスマホで広告をブロックするには?
- Chromeの広告ブロックはアンドロイドでもできますか?
AndroidでYouTubeの広告を消す方法は?
AndroidデバイスでYouTubeの広告を消す方法として、YouTube Premiumに加入するのが最も公式かつ確実な手段です。
YouTube Premiumは広告なしで動画を楽しめるほか、バックグラウンド再生やオフライン再生などの便利な機能もついています。
広告ブロック機能を持つ特定のアプリやブラウザを使ってYoutubeを見る方法もありますが、YouTubeをウェブブラウザを通して観ることしかできません。そのため、YouTubeアプリ内の広告を直接ブロックすることは困難です。
また、YouTube Vancedのような非公式アプリを利用する方法もありますが、これにはセキュリティやプライバシーのリスクが伴うため注意が必要です。
公式のYouTube Premiumサービスを利用することで、安全かつ快適にYouTubeを楽しむことができます。
Androidスマホで広告をブロックするには?
Androidスマートフォンで広告をブロックするためには、いくつかの方法があります。広告ブロック機能を持つウェブブラウザを使うのが最も一般的な方法です。
これには、広告ブロックを標準装備しているブラウザや、拡張機能やアドオンを介して広告をブロックするブラウザも含まれます。
また、専用の広告ブロックアプリをインストールするのも一つの方法です。これらのアプリはブラウザ内だけでなく、アプリ内広告を含むデバイス全体の広告をブロックする機能を持っていることがあります。
しかし、セキュリティやプライバシーを守るためにも、アプリを選択する際は信頼できる開発者から提供されているものを選ぶことが重要です。
Chromeの広告ブロックはアンドロイドでもできますか?
Androidデバイス上のGoogle Chromeブラウザでも広告をブロックすることが可能です。Chromeには、不適切な広告やユーザー体験を低下させるような広告を自動的にフィルタリングする機能が組み込まれています。
さらに、ユーザーはChromeの設定を通じて、より詳細な広告ブロックの設定を行うことができます。また、Chromeだけでなく、Google Playストアで提供されている広告ブロック機能を備えたアプリや広告ブロック機能付きのブラウザを利用することも一つの方法です。
これにより、ウェブサイト閲覧時の不快な広告を減らし、より快適にインターネットを利用することができます。Google Playストアのアプリを使用する場合は、信頼性やセキュリティに注意してアプリを選ぶようにしましょう。
広告をブロックしてインターネットの利便性を向上させよう
Androidスマートフォンで広告をブロックすることは、インターネットの利便性を向上させるだけでなく、ブラウザの動作を軽快にしてデータ通信量の節約もできます。
さらにはユーザーのプライバシーを守ることもでき、複数のメリットがあります。広告をブロックするためにはGoogle Chromeの機能を利用したり、広告ブロック機能付きのブラウザを選択したりするほか、特定の広告ブロックアプリをインストールすることも可能です。
しかし、広告をブロックすることでWebサイトが利用できなくなる、一部の広告がブロックされない、悪質な広告ブロックアプリをダウンロードするなど、いくつかのデメリットもあります。
そのため、これらのデメリットを理解し、使いやすい広告ブロック機能を利用するのがおすすめです。