「Androidスマートフォンのウイルス対策は必要?」
「Androidスマートフォンの動きが最近悪いけど、大丈夫?」
Androidスマートフォンは今や私たちの日常生活に欠かせない存在ですが、便利な一方でセキュリティリスクも伴います。
この記事では、Androidスマホにおけるウイルス対策の必要性とウイルスの種類、Androidスマホがウイルスに感染したときの症状や原因、対策法を詳しく解説していきます。
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目次
Androidスマートフォンはウイルス対策が必要?ウイルスの特徴も紹介
ウイルスやマルウェアは、個人情報の漏洩、デバイスの動作不良、データ損失など様々な問題を引き起こす可能性があり、このためAndroidデバイスにはウイルス対策が必要とされています。
ここでは、Androidスマートフォンにウイルス対策が必要かどうかとAndroidに感染するウイルスの種類と働きについて紹介します。
Androidスマートフォンはウイルス対策が必要
特に公式のGoogle Play Store以外からアプリをダウンロードする場合、マルウェアやウイルスに感染する可能性が高くなります。
また、Androidデバイスはメーカーやモデルによってセキュリティのレベルが異なり、一部のデバイスではセキュリティアップデートを定期的に受け取ることができません。
そのため、ウイルス対策ソフトを使用して追加の保護を提供することは、個人情報を保護し、不正なアクセスやデータ損失からデバイスを守るために有効な手段となります。
Androidスマートフォンに感染するウイルスの種類と働き
Androidスマートフォンに感染するウイルスには様々な種類があり、それぞれ異なる働きをします。
ウィルス | 特徴 |
---|---|
アドウェア | アドウェアは、不要な広告を頻繁に表示させるウイルスです。これにより、デバイスの使用体験が阻害され、場合によってはパフォーマンスが低下します。 |
スパイウェア | スパイウェアは、ユーザーの知らない間に個人情報やデータを収集し、外部に送信するウイルスです。プライバシーの侵害につながります。 |
ランサムウェア | ランサムウェアは、デバイスのデータを暗号化してアクセス不能にし、解除のための身代金を要求するウイルスです。重要なデータが失われるリスクがあります。 |
トロイの木馬 | トロイの木馬は、正当なアプリケーションやファイルに偽装して、デバイスに侵入し、機密情報を盗み出したり、他のマルウェアをダウンロードするウイルスです。 |
ワーム | ワームは、他のデバイスに自己複製して拡散するウイルスです。ネットワークを介して迅速に拡散し、大規模な被害を引き起こすことがあります。 |
これらのウイルスはデバイスのセキュリティとプライバシーに深刻な影響を与えるため、定期的なソフトウェアアップデートや信頼できるアプリケーションのみの使用、ウイルス対策ソフトの導入など、予防措置を講じることが重要です。
Androidスマートフォンがウイルスに感染したらどうなる?
Androidデバイスがウイルスに感染した場合、最悪デバイスを工場出荷時の状態に戻す必要があるかもしれません。
ここではAndroidがウイルスに感染した際に起きることを紹介します。
個人情報が流出する
Androidスマートフォンがウイルスに感染した場合、個人情報の流出が最も深刻なリスクの一つとなります。
ウイルスやマルウェアはデバイス内の様々なデータにアクセスし、これらを外部に不正に送信する能力を持っています。
これにより、電話帳の連絡先、通話履歴、メールやメッセージの内容、写真や動画などが漏洩する恐れがあります。
さらに、ソーシャルメディアやオンラインバンキングのログイン情報、クレジットカードの詳細などの貴重な金融情報も危険に晒されます。
このような情報の流出は、プライバシーの侵害や財務上の損失につながるだけでなく、場合によっては身元詐称などの犯罪に悪用される可能性もあるでしょう。
ウイルス感染が疑われる場合には、迅速な対策が必要であり、パスワードの変更や関連機関への通知を行うことが重要です。
また、ウイルス対策ソフトの利用やシステムの定期的な更新を行うことで、こうしたリスクを未然に防ぐことができます。
スマホが使えなくなる
Androidスマートフォンがウイルスに感染すると、スマートフォンが完全に使えなくなることもあります。
ウイルスやマルウェアはシステムの重要な部分に侵入し、正常な動作を妨げることがあります。
これによりアプリケーションが正しく起動しない、スマートフォンが頻繁にクラッシュする、あるいは全く反応しなくなるなどデバイスを使用する上で障害が生じることがあるので注意が必要です。
またランサムウェアのようなウイルスは、デバイス内のデータをロックし、アクセス不可能にすることもあります。
Androidスマートフォンの動作が不安定になる
Androidスマートフォンがウイルスに感染した場合、その動作が不安定になることがあります。
ウイルスやマルウェアはスマホのシステムリソースを過剰に消費することが多く、これがデバイスのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。
具体的には、アプリケーションの応答速度が遅くなったり、アプリが予期せずクラッシュしたり、スマートフォンがフリーズすることがあるのでこのような症状が頻発するようならウイルスの感染を疑いましょう。
また、ウイルスによってシステムの重要な部分が損傷を受けると、異常な動作やエラーメッセージの表示などが発生することがあります。
Androidスマートフォンのウイルスはどこから感染する?
Androidスマートフォンはクリックした広告やリンク、ウイルスが仕込まれているサイトなどさまざまな場所から感染します。
ここでは、Androidスマホでよくあるウイルス感染経路について紹介します。
クリックした広告やリンク
Androidスマートフォンでウイルスに感染する一般的な原因の一つは、不正な広告やリンクをクリックすることです。
インターネットを利用している際は特に、メールやメッセージングアプリ、ウェブサイト上に表示される広告やリンクには注意が必要です。
これらの中には、ユーザーをだましてマルウェアやスパイウェアをインストールさせるための詐欺的なものが含まれることがあります。
リンクをクリックすると、ウイルスがデバイスに自動的にダウンロードされ、インストールされる仕組みです。
この結果、個人情報が盗まれたり、デバイスのパフォーマンスが低下したり、他のセキュリティリスクが生じる可能性があります。
不審な広告やリンクに遭遇した場合は、無視するか信頼できる情報源からのみコンテンツをダウンロードすることが重要です。
ウイルスが仕込まれているサイトの閲覧
Androidスマートフォンにウイルスが感染する経路の一つに、ウイルスが仕込まれているサイトの閲覧があります。
インターネット上にはセキュリティが不十分なウェブサイトが数多く存在し、これらのサイトにアクセスするだけでウイルスやマルウェアがデバイスに自動的にダウンロードされることがあります。
こうしたウェブサイトは正規のサイトに似せた見た目をしており、容易に騙されてログイン情報を入力してしまうこともあるので注意が必要です。
信頼できないアプリのインストール
AndroidデバイスAndroidスマートフォン
Google Play Store以外のアプリストアや直接のダウンロードリンクからアプリをダウンロードすると、これらのアプリにウイルスやマルウェアが含まれているリスクが高くなります。
不正なアプリは、正規のアプリのように見せかけてユーザーを欺きますが、インストール後はデバイス上で悪意ある活動を行う可能性があり、個人情報の窃取、広告の不正表示、デバイスのパフォーマンス低下、さらには他の不正なアプリのダウンロードなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
公共の無料Wi-Fiネットワーク
Androidスマートフォンがウイルスに感染するリスクの一つに、公共の無料Wi-Fiネットワークの使用があります。
公共の無料Wi-Fiは便利ですが、セキュリティが不十分であり、ハッカーがデバイスへ侵入し易い状況です。
特に公共の無料Wi-Fiは監視されていないことが多く、無料Wi-Fiを経由して見ているサイトや入力している情報が傍受されるリスクが高まります。
ハッカーは公共のWi-Fiネットワークを利用して、マルウェアやスパイウェアを配布したり、ユーザーの通信を傍受して機密情報を盗み出したりします。
これにより、個人情報の漏洩、アカウント情報の窃取、さらには金銭的な損失を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
Androidスマートフォンがウイルスに感染したらどうする?
Androidスマートフォンがウイルスに感染した場合、できるだけ早く対策を行うようにしましょう。
ここでは、Androidがウイルスに感染した場合にやるべき4つのことを紹介します。
ウイルス対策ソフトを利用する
Androidデバイスがウイルスに感染した疑いがある場合、まずはウイルス対策ソフトを利用しましょう。
ウイルス対策ソフトは、デバイスをスキャンしてウイルスやマルウェアを検出し、それらを安全に除去することができます。
市場には多数のウイルス対策ソフトがありますが、信頼できる製品を選ぶことが重要です。できるだけ評価の高いウイルス対策ソフトウェアを選ぶためにも、レビューや評判を確認してください。
ウィルス対策をソフトでは次のことができます。
- デバイス内のウイルスやマルウェアを検出
- 検出されたウイルスやマルウェアを安全に除去
- 定期的な自動スキャンを設定して、デバイスを常に保護
- 支払い時にパスワードを求め、不正利用の防止
そのため、ウイルス対策ソフトを利用することは、Androidデバイスのセキュリティを強化し、個人情報を保護する上で非常に有効と言えるでしょう。
キャリアのAndroidスマートフォン向けセキュリティ対策を利用する
Androidデバイスのセキュリティを強化するために、携帯電話キャリアが提供するセキュリティ対策を利用することも一つの有効な方法です。
ドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話キャリアは、特定のセキュリティサービスやアプリを提供し、ウイルス対策やデータ保護、盗難対策など、さまざまなセキュリティ機能をサポートしています。
キャリアのセキュリティサービスは、ウイルス対策ソフトウェアだけでなくリモートでのデバイスの追跡やデータのバックアップと復元、不正アクセスの監視など、多様なセキュリティ機能を提供してくれるため、必要性を感じた場合は申し込んでみましょう。
各サイトのパスワード及びログインIDの変更をする
Androidデバイスがウイルスに感染した疑いがある場合、各サイトのパスワード及びログインIDの変更を迅速に行いましょう。
ウイルスやマルウェアはデバイス上のログイン情報を盗み出し、これを悪用することがあります。
特に、オンラインバンキング、ソーシャルメディア、メールサービスなどのアカウントに対しては、リスクが特に高いです。
パスワードを変更する場合、できるだけ強力なものに変更し、同じパスワードを複数のサイトで使用しない、誕生日や名前など簡単に推測できるパスワードを使用しないことが重要です。
可能であれば、二要素認証(2FA)を設定するようにしましょう。
端末の動作が不安定な場合は初期化する
Androidデバイスがウイルスに感染して動作が不安定になった場合、デバイスを工場出荷時の状態に初期化することが有効な対策の一つです。
初期化をすることでデバイス上のすべてのデータが消去され、システムが新品時の状態に戻ります。
- 「設定」メニューから「システム」を選ぶ
- 「リセットオプション」もしくは「すべてのデータを消去(工場出荷時リセット)」をタップ
- 初期化を開始する
初期化が完了したら、デバイスを再設定し、必要なアプリを再インストールします。
この際、以前のウイルス感染の原因となった不審なアプリの再インストールは避けてください。
期化後はセキュリティ対策を強化し、同じ問題が再発しないように注意が必要です。
Androidスマートフォンをウイルスに感染させないための予防方法
Androidスマートフォンをウイルスに感染させると様々な悪影響が出るため、できるだけ予防するのが大切です。
ここでは、Androidをウイルスに感染させないための6つの予防方法を紹介します。
ウイルス対策ソフトの活用
先述の通り、ウイルス対策ソフトを利用することで次のことが可能です。
- デバイス内のウイルスやマルウェアを検出
- 検出されたウイルスやマルウェアを安全に除去
- 定期的な自動スキャンを設定して、デバイスを常に保護
- 支払い時にパスワードを求め、不正利用の防止
入れておくだけで自動的にスキャンして、ウイルスを除去してくれるため感染を予防することができます。
OSを常に最新の状態にする
ソフトウェアとアプリのアップデートにはセキュリティパッチが含まれていることがあるため、OSを常に最新の状態にしておきましょう。
OSのアップデート方法は次のとおりです。
- デバイスの設定アプリにアクセスします。
- 「システム」>「アップデート」>「ソフトウェアアップデート」を選び、利用可能なアップデートを確認します。
- 利用可能なアップデートがある場合は、指示に従ってダウンロードしてインストールします。
- 定期的にアップデートを確認し、新しいアップデートがリリースされ次第、すぐに適用します。
警告画面を不用意に押さない
Androidデバイスをウイルスやマルウェアの脅威から守るためには、警告画面やポップアップメッセージを不用意に押さないことが重要です。
ウェブサイトやアプリを使用している際に表示される警告画面やポップアップは、時にフィッシング詐欺やマルウェアの罠であることがあります。
これらのメッセージは、ユーザーをだまして機密情報を提供させたり、不正なソフトウェアをインストールさせたりするために巧妙に作られているので注意が必要です。
広告が不安な場合は、ブラウザのポップアップブロッカーを有効にすることで、不審な広告やポップアップの表示を防ぐことができます。
信頼できないアプリはダウンロードしない
Androidデバイスをウイルスやマルウェアから守るためには、信頼できないアプリをダウンロードしないことが非常に重要です。
Google Play Storeはアプリを厳格に審査し、安全性を確保しているため、アプリは常にGoogle Play Storeのような公式のアプリストアからダウンロードしてください。
アプリをインストールする際に要求される許可項目を確認し、それが合理的かどうかを考慮してください。不必要に多くの許可項目を要求するアプリには注意が必要です。
データのバックアップを行う
Androidスマートフォンのデータを定期的にバックアップすることで、もしもウイルス感染やその他の問題によるデータ損失が起きたときでも対策することが可能です。
Googleアカウントを利用すればデバイスの「設定」メニューから「アカウント」や「バックアップ」のオプションを選択し、Googleアカウントと同期させるだけで連絡先、カレンダー、写真、文書などのデータを自動的にバックアップできます。
そのほか、USBケーブルを使用してデバイスをコンピューターに接続し、写真、動画、音楽ファイルなどを外部ストレージにコピーする方法や、Googleドライブ、Dropbox、OneDriveなどのクラウドストレージサービスを利用して、データをオンライン上に保存するのもいいでしょう。
無料Wi-Fiを利用しない
無料の公共Wi-Fiネットワークを利用しないことは、Androidデバイスのセキュリティを維持するための重要な予防策の一つです。
無料Wi-Fiは利便性が高いものの、公共のWi-Fiネットワークはセキュリティが不十分であり、データの傍受や不正アクセスに対して脆弱です。
無料Wi-Fiを使用する場合は、オンラインバンキングやショッピング、機密性の高いメールの送信など個人情報が関わる場合は個人情報や金融情報の送受信を避けるようにしましょう。
公共の場所で無料Wi-Fiを利用しない時は、Wi-Fi機能をオフにしておくことで、自動的に不安全なネットワークに接続するリスクを避けるのもおすすめです。
Androidスマートフォンのウイルス対策に関するQ&A
ここでは、Androidスマートフォンのウイルス対策に関する3つのよくあるQ&Aを紹介します。
- Android向けのウイルス対策ソフトは無料と有料で違いはある?
- Androidでウイルスチェックするには?
- アンドロイドのウイルス対策に無料のおすすめのアプリは?
Android向けのウイルス対策ソフトは無料と有料で違いはある?
Android向けのウイルス対策ソフトには無料と有料のバージョンがあり、主な違いは機能範囲とサポートレベルにあります。
無料版は基本的なウイルススキャンとマルウェア保護を提供しますが、有料版ではリアルタイム監視、自動アップデート、フィッシング対策などの高度なセキュリティ機能、データ盗難防止、安全なブラウジングなどの追加のプライバシー保護機能、優れたカスタマーサポートが提供されます。
一般に、基本的な保護が必要な場合は無料版でも十分ですが、より包括的なセキュリティと追加機能が求められる場合は有料版の選択が適しています。
Androidでウイルスチェックするには?
Androidデバイスでウイルスチェックを行うには、信頼できるウイルス対策アプリをインストールし、デバイスをスキャンする必要があります。
まず、Google Play Storeから評価の高いウイルス対策アプリを選択し、インストールします。
次に、アプリを開き、スキャンオプションを選択してデバイス全体をスキャンします。
スキャンが完了すると、アプリは感染の有無を報告し、必要に応じて感染ファイルの除去や隔離を行います。
定期的にウイルスチェックを行うことで、デバイスを安全に保つことができます。
アンドロイドのウイルス対策に無料のおすすめのアプリは?
Androidのウイルス対策におすすめの無料アプリは次のとおりです。
- Avast Mobile Security: 広範囲のセキュリティ機能を提供し、ウイルススキャン、アプリロック、盗難防止オプションなどが含まれている。
- AVG AntiVirus Free: マルウェア保護、タスクキラー、Wi-Fiセキュリティスキャンなどの機能が備わっている。
- Bitdefender Antivirus Free: 軽量かつ効率的なウイルススキャンを提供し、シンプルなインターフェースで操作が容易。
- Kaspersky Mobile Antivirus: 優れたマルウェア検出能力と盗難防止機能を持ち、ユーザーのプライバシーを保護してくれる。
無料版では限られた機能のみが利用可能であることに注意し、必要に応じて有料版にアップグレードすることを検討してください。
Androidスマートフォンにはウイルス対策が必要
Androidスマートフォンにはウイルス対策が必要であり、様々な種類のウイルスがデバイスの安全性を脅かす可能性があります。
ウイルス感染は個人情報の流出、デバイスの使用不能、動作の不安定化などを引き起こすため、不正な広告やリンクのクリック、ウイルスが仕込まれているサイトの閲覧、信頼できないアプリのインストール、無料Wi-Fiの使用に気をつけましょう。
ウイルスに感染した場合の対処法として、ウイルス対策ソフトの利用、各サイトのパスワード及びログインIDの変更、端末の初期化が挙げられます。
また、ウイルス感染を予防するためには、ウイルス対策ソフトの活用、OSの最新状態の維持、警告画面を不用意に押さない、信頼できないアプリをダウンロードしない、データのバックアップを取る、無料Wi-Fiを利用しないなどの対策を行うといいでしょう。
スマホの動きが最近悪い、ウイルスに感染したかもという場合でもスマレンジャーにご雑談ください、近くに店舗がある場合は来店予約することでスムーズにスマホの状態を確認することが可能です。