日本のスマートフォンの中でも屈指の人気を誇っているモデルとして、Xperiaシリーズがあります。
かつては日本ならずとも世界を席巻していたSONYが手がけるスマートフォンシリーズですが、SONY自体の勢いが薄れて徐々に衰退してくかに思われていました。
ただ、さすが世界のSONYだけあって、あっと驚く機能が満載で今でも花形モデルとして多くのファンが居ます。
そんなXperiaですが、実際には多くのモデルが有りすぎてどれがどれだか分からないという方も多いのではないでしょうか?
では、現行モデルとしてどのようなXperiaがあって、各々にどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、Xperiaの歴史を簡単に振り返ると共に、最新モデルについて解説します。
xperiaの歴史を紹介!
まずはじめに、Xperiaの歴史について振り返ると共に、その特徴について解説します。
Xperiaが誕生したのは2008年10月のことです。
当時は、SONYの携帯電話はエリクソンとタッグを組んでおり、社名もソニー・エリクソンという名前でした。
そんな中で、最初のXperiaブランドのデバイスとして、キーボードを搭載したスライド型を採用して、オペレーティングシステムにWindows Mobile 6.1 を取り入れた「Xperia X1」というモデルと欧米諸国向けに販売していました。
当時はまだスマートフォンという概念は少なく、小型のPDAのようなイメージで生産されていました。
その証拠に、スライド式のキーボードを用いていたという事実があります。
立て続けに、翌年にWindows Mobile 6.5を搭載して、カメラなどの性能向上を図った「Xperia X2」をラインナップしています。
2010年に発売された「Xperia X10」において、Windows MobileにかわりAndroidを初めて導入しました。
以後のXperiaブランドのデバイスには、オペレーティングシステムとしてAndroidを取り入れています。
これまで日本においてxperiaというモデルは登場していなかったのですが、ついにXperia X10から日本市場に打って出ます。
ただ、そのままのネーミングではなく、例えばdocomoからは2010年4月にSO-01Bというモデル名で販売されていました。
当時は、iPhoneの販売はソフトバンクが独占して行っており、その対抗心からdocomoがXperiaを独占的に販売して、大きくシェアを伸ばすことに成功しています。
Xperiaブランドが根付いて以降は、「Xperiaシリーズ」として多機種に展開されることになります。
大きな区分としては、エントリーモデル、ミッドレンジモデル、HDディスプレイを採用したハイエンドモデルがあります。
その他では、ゲーム機と一体化してスライド式のゲームコントローラーを備えたモデルやキーボード搭載モデル、ミニサイズや軽量化モデルなどがあります。
但し、2016年にはSONYの業績悪化に伴い、ローエンドモデルなどの収益性の低いモデルを淘汰する動きを見せており、かつてよりはラインナップは少なくなっています。
Xperia Z以降の機種においては、Z1やTablet Zなど、モデル名にZがつく機種はSony Xperia Z シリーズと呼ばれています。
それでも、ラインナップが整理されたことによって、Xperia Zシリーズは2015年発売の「Xperia Z5」をもって終了しています。
Xperiaのモデル名が最も通用するのはSONYのお膝元である日本となっていますが、2016年の段階でiPhoneには大きく水を開けられており、更にシャープのAQUOSにも抜かれるなど、苦しい状況が続いています。
ただ、SONYらしい個性は失っておらず、確実なファンを持っているのが特徴と言えます。
他にも、Xperiaというモデルはスマートフォンだけでなくタブレットでも未だに使用されており、こちらも人気機種となっています。
最新のxperiaは?
2018年時点では、xperiaは選択と集中により、ハイエンドモデルに集約されています。
ただ、その中でも微妙にモデルが異なるものが用意されています。
最新のXperiaとしては、Xperia XZ3があります。
Xperiaシリーズとして初めて有機ELディスプレイを採用したモデルであり、今までのXperiaの中でも最高の美しい動画を楽しむことが可能です。
これには、BRAVIAで培った高画質技術が存分に生きており、スマートフォン用に画質をチューニングしているのが特徴です。
他にも、有機ELの特性を生かすために、ディスプレイ左右の両端がカーブを描くデザインとなっています。
これによって、横幅のサイズを抑えることに成功しています。
他にも、カメラ性能が格段にアップするなど、魅力ある機能が満載です。
このXperia XZ3の前のモデルとして、Xperia XZ2、Xperia XZ2 premium、Xperia XZ2 Compactがあります。
それぞれ、基本スペックは統一されていますが、微妙に特性をえているのが特徴です。
液晶ディスプレイのサイズは少し異なり、Xperia XZ2は5.7型、Xperia XZ2 Compactは5型となっています。
アスペクト比が18:9の縦長ワイドディスプレイを取り入れていますので、も縦方向に大型化しているのが特徴です。
スピーカーを見ると、フロントステレオスピーカーの音圧が約30%もアップしています。
更に、Xperia XZ2 PremiumとXperia XZ2では、再生される音に連動して本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」を取り入れています。
これにより、更に臨場感ある動画やゲームを楽しむことができます。
カメラでは、Xperia XZ2 Premiumのみがダブルレンズカメラを使用している点が特徴です。
インカメラも1320万画素と、他の2モデルを凌駕するものとなっています。
もちろん、他のモデルでもとてもクリアな写真を撮影することができるものとして、高く評価されています。
プロセッサでは、3モデルとも最新ハイエンドの「Snapdragon 845」を搭載しています。
メインメモリはXperia XZ2 Premiumのみが6GBを使用し、Xperia XZ2とXpreia XZ2 Compactは4GBとなっています。
ただ4GBでも十分な処理を可能ですので、さほど気にする必要はありません。
Xperiaは故障しやすいの?
SONYといえば、昔から革新的な機能を取り入れたものを製造していますが、耐久性としては評価されているとは言い難いものがあります。
ただ、Xperiaに関しては、大きなバグはなく弱点が少ないスマートフォンとして知られています。
それでも、接触不良等の初歩来てな故障があるのは事実です。
スマレンジャー難波店では、iPhoneだけでなくXperiaの修理も担当しており、大切なXperiaを丁寧に修理させていただいております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
集中と選択によりモデル名こそ限られていますが、今でもXperiaは魅力的なスマートフォンの一つに違いありません。
もし故障したと感じた時は、早めにスマレンジャー難波店にご相談くださいね!