iPhoneには、標準で「Spotlight」と言う名の検索機能が搭載されている。
この「Spotlight検索」使ったことは有るだろうか?
「検索」と言ってはいるものの、実は検索以外にも多様な使い方が有るのだ。
実際にどのようなものなのか見てみよう。
まずはじめに、「Spotlight検索」の呼び出し方なのだが、アプリでは無いので何らかのアイコンをタップするというわけではない。
方法としては、二通り有る。
まず初めに、ホーム画面にて上から下にスワイブする方法。
もう一つは、やはりホーム画面だが一ページ目で、左から右へとスワイプする方法。
この二つの方法で、どちらも画面の上の方に「Spotlight検索」が表示される。
Google検索の検索欄だけを切り取った見た目をしている。
この「Spotlight検索」に任意の言葉を入力すれば、ダウンロードしたアプリ、音楽や動画などのコンテンツデータ、メールやメッセージなどが検索できるのだが、使い方はソレだではない。
他に「Spotlight検索」で使用できる、様々な機能を紹介しよう。
まず初めに、電卓だ。
例えば、検索窓に「1+2+3」と入力すればトップヒットの項目に「1+2+3=」改行を挟んで「5」という風に計算結果が表示される。
勿論、計算できるのは足し算だけではない。
四則演算、つまり加算、減算、乗算、除算はもとより、sinやcosなどの関数を用いた計算もできる。
簡単な関数電卓代わりになるのだ。
普通の電卓アプリと違う点がもう一つ有る、入力した計算式が答えと一緒になって表示されるので計算式を間違えた場合の確認が容易なのである。
次に、為替のレートを確認できる。
ニュース番組などで、「円高」だとか「円安」という言葉を聞いたことは無いだろうか?
実は、日本円やアメリカのドルなどのお金の価値は一定ではなく、その時その時の状況で上がったり下がったりするのだ。
例えば、旅行に行く際日本円をアメリカドルに変更するとしよう、その時100円で1ドルに両替出来たのに、時間が経ち再度両替しようとしたら1ドル貰うのに200円渡さないといけない、ということが…まぁ厳密に言えば中々起こり得ないだろうが、無いことも無いのだ。
とにかく、お金の価値は日によって上下する、そのレートを簡単に確認できてしまうのだ。
例えば、今現在であれば1ドルと入力すればトップヒット欄に113.37円と表示される。
ドル以外にも、ユーロやポンドも日本円に変換可能だ。
詰まるところ、外国のお金が日本円でいくらなのかを知ることができるのだ。
ただ、ポンドを変換するには1つ注意点がある。
ポンドはイギリスのお金の単位の1つであるが、実は重さにおいてもポンドと言ったりする。
ただ単に1ポンドと入力しても、重さの1ポンドと扱われてしまうので、紛らわしくないよう為替のレートを知りたいときには「1英国ポンド」と入力しよう。
「Spotlight検索」には、まだまだ便利な使い方があるのだが、長くなってしまったので次回に持ち越したいと思う。