Bluetooth(ブルートゥース)のワイヤレスイヤホンはコードが絡まらず、接続も簡単なので便利ですが、有線接続では起こらない接続不良での音飛びはストレスになりますよね。
有線だとコードを刺し直したら解決しますが、ワイヤレスイヤホンは目に見えない電波での接続なので、解決策がよくわからなくて困っている人も多いので、Bluetoothイヤホンやヘッドホンの音飛びや途切れ、接続不良の解決方法を紹介します。
解決策を網羅しているので、この記事での対処を全て行っても音飛びや途切れがない場合は、iPhoneやAndroidのデバイスの故障、ワイヤレスイヤホンの故障が考えられるので、修理や買い替えをご検討ください。
Bletoothイヤホン・ヘッドホンが途切れたり音飛びする原因
Bluetoothは電波の一種でワイヤレスデバイスに広く使用されている規格です。
つまりiphoneなどのスマホとイヤホンが電波で繋がっています。
「電波が悪い場所」や「スマホとイヤホンの間に障害物がある場所」では接続が不安定になり接続が途切れ、イヤホンからの音楽も途切れることになります。
また良く使われている規格なので、電波が干渉し音飛びする場合もあります。
Bluetoothイヤホンの途切れや音飛びが気になったら下記が原因かもしれません。
原因① | スマホとイヤホンの距離が遠い
Bluetoothイヤホンは電波で接続しているので、接続するスマホとイヤホンの距離が遠いと接続が途切れ、イヤホンからの音も途切れるようになります。
原因② | スマホとイヤホンの間に障害物がある
距離が遠い以外では、スマホとイヤホンの間に障害物があることで接続が不安定になることがあります。
最も多い障害物は「扉」です。
スマホを部屋に置いたまま、イヤホンを使用して別の部屋にいくと扉にBluetoothが邪魔をされ接続が不安定になり、イヤホンの音が途切れるようになります。
原因③ | 今いる場所の電波が悪い
先述した通り、Bluetoothは電波での接続なので、電波が悪いところでは音飛びする原因になります。
地下などで電波が悪い場合、地上などの電波が良いところで接続し、正常に音が聞こえるかお試しください。
原因④| WiFiや他のBluetooth機器と干渉している
Bluetoothの電波は2.4GHz帯を使用しているので、Wifiや他のBluetooth機器が干渉し、音飛びの原因になる場合があります。
Wifiのルーターやワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボードがあると電波が干渉し、音飛びすることがあります。
また稀にではありますが電子レンジやコードレス電話などの電波が干渉することあり、電車の架線から発せられる電磁波の干渉を受ける場合もあります。
原因⑤ | スマホ・イヤホンのバッテリーが少ない
iPhone・AndroidもBluetoothイヤホン・ヘッドホンは電子機器なので、バッテリーが少なくなると電波の送受信に電気を回せず音飛びの原因になることがあります。
バッテリーが減っている時は、充電して使うようにしてください。
原因⑥ | 起動しているアプリが邪魔をしている
iPhoneもAndroidもアプリを終了せず、バックグラウンドで起動したままにすると、他の処理が遅くなります。
高性能のスマホならあまり起こりませんが、ミドルスペック、ロースペックのスマホならスマホの処理が追いつかずBluetoothイヤホンの音が途切れることがあります。
アプリをできるだけ終了して、イヤホンの音が元に戻るか試してみてください。
原因⑦ | スマホもしくはイヤホンのバージョンが古い
あまり知られていませんが、Bluetoothにもバーションがあります。
最新の端末と古いイヤホンを使っている場合、bluetoothのバージョンが噛み合わず、音飛びの原因になります。
しかしBluetoothのバージョンはアップデートできるものではないので、スマホもしくはイヤホンを買い換える必要があります。
「bluetooth4.2」が一番古く、最新は「bluetooth5.2」です。「bluetooth4.2」使用のイヤホンと最新のスマホではバージョンが合わないかもしれません。
原因⑧ | スマホのデータ容量が残り少ない
動画を見たり、音楽を聞いたり、電話をする時にイヤホンを使う方が多いですが、スマホの残容量が少ないと、動画や音楽を聞く処理をしきれず音が途切れる場合があります。
原因①〜⑦まで試しても原因が特定できない場合は、スマホの残容量も確かめていてください・
Bluetoothイヤホンが途切れたり、音飛びする時の対処法
Bluetoothイヤホンやヘッドホンが途切れたり、音飛びする原因はある程度わかってもらえたかと思います。
原因不明のBluetoothイヤホンの接触不良での音飛びや途切れの対処法を紹介します。
対処法① | スマホを再起動する
スマホでちょっとした不具合に関しては、電源をおとして再起動すれば解決することが多々あります。
Bluetoothイヤホンの音飛びも再起動で解決する場合があります。
スマホでなにか困ったときは、まず再起動をお試しください。
対処法② | スマホとBluetoothイヤホンのペアリングし直す
iPhoneやAndroidとBluetoothイヤホン・ヘッドホンの接続のどこかで不具合が起きている場合があるので、設定されているBluetooth機器の接続をリセット(初期化)し、再度Bluetooth設定をし直しましょう。
イヤホンの説明書がなくペアリングの方法がわからない方は、googleで「機種名 説明書」で検索するとたいてい説明書ページがあるので、webでご確認ください。
対処法④ | 電波が良く、Wifiや他のBluetooth機器がある場所から離れる
原因④で先述した通り、Wifiルーターや他のBluetooth機器や電子レンジなど同じ電波帯の電波が干渉してBluetoothイヤホンが音飛びしている可能性があります。
屋外などで他の電波が干渉しない場所で問題なくイヤホンが使えるか確かめてみてください。
屋外など他の機器が干渉しないようなところでも途切れや音飛びが治らない場合は、別の対処方を試してください。
対処法⑤ | ノイズキャンセリング設定を見直す
ノイズキャンセリング機能がついているワイヤレスイヤホンやヘッドホンの場合、ノイズキャンセリングの設定を大きくしすぎるとノイズを感知しすぎるため、音楽などが音飛ぶする可能性があります。
クリーンな音質で便利な機能ですが、音飛びや途切れがある場合、ノイズキャンセリング設定をOFFにしてみてください。
スマホやイヤホンによってはノイズキャンセリングの設定でどのくらいのノイズを軽減するか設定もできるので、軽減するノイズを小さくするだけも効果があることがあります。
対処法⑥ | アプリを全て終了して、Bluetoothを接続し直す
Bluetoothイヤホンの相性が悪いアプリが存在します。
アプリ自体を削除しなくてもアプリを終了すれば解決するので、iPhoneまたはAndroidのアプリを全て終了し、ワイヤレスイヤホンとスマホを再接続することで途切れ、音飛びが改善することがあります。
対処法⑦ | スマホの低電力(省電力)モードを切り替える
iPhoneや一部Androidでは「低電力モード」というものが存在します。
この機能はバッテリーが少なくなると、充電が完了するまでダウンロードなどの受信を一時的に抑えるものになるので、ONになっているとバッテリーが少ないと、スマホの電源を減らさないように他の機能の使用が抑えられます。
Bluetoothイヤホンとの接続も途切れやすくなるので、イヤホンの使用時はOFFにすると途切れや音飛びが改善することがあります。
■iPhoneの低電力モードの切り替え
「設定アプリ」→「バッテリー」→「低電力モード」
の順でタップすると低電力モードの切り替えができます。
赤枠内のボタンが「灰色だとOFF」「緑色だとON」です。
対処方を全部やっても解決しない場合
記述した対処方をすべて行ってもBluetoothイヤホン・ヘッドホンの途切れ、音飛びが解決しない場合は、スマホもしくはイヤホンの故障が考えられます。
どちらが故障しているかの判別方法を紹介するので、修理するか買い替えを検討ください。
スマホが故障しているか確認する方法
他のBluetoothイヤホンをスマホに接続し問題なく使用できれいれば、スマホの故障ではありません。
Bluetoothイヤホンの故障の可能性が高いでしょう。
Bluetoothイヤホンが故障しているか確認する方法
別の端末(スマホ以外にタブレットでもパソコンでも可)にBluetoothイヤホンを接続し、問題なく使えたら、イヤホンの故障ではありません。
スマホの故障の可能性が高いです。
どちらかが壊れている場合は、修理もしくは買い替えをご検討ください。
スマホの故障なら、修理はスマレンジャーにお任せください。
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