表示がおかしい!iPhoneの液晶パネルの不調が巻き起こすトラブルとは?

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スマートフォンが便利な点として、動画を楽しめるという点がありますよね。

YouTubeなどの動画配信サービスが完全に定着していますし、ネット配信でドラマや映画、スポーツを観戦できるサービスも普及しています。

特に、毎日の通勤時間が長い方は普段撮りためた番組を持ち出して視聴される方も多いのではないでしょうか?

iPhoneでも、とても美しく動画を再生できるテクノロジーが揃っており、特に液晶パネルの進化には驚かされるばかりです。

特に、iPhone X以降では劇的な進化を遂げて、もはやそのクオリティの高さはテレビをも凌駕している印象があります。

そんなiPhoneの液晶パネルが調子が悪くなると、もちろん動画コンテンツにも影響を及ぼしますし、普段の操作もできなくなる可能性があります。

では、液晶パネルの不調はどのような影響があるものなのでしょうか?

ここでは、iPhoneと液晶パネルの関係性について紹介します。

最新iPhoneの液晶パネルはどんなもの?

まずはじめに、最新のiPhoneにおいてどのような液晶パネルが搭載されているのかについて紹介します。

2018年に登場したiPhone XSとiPhone XS Maxにおいては、2017年に登場したiPhone Xの後継機種という位置づけとなっています。

iPhone Xと同じく、有機ELパネルとして「Super Retina HDディスプレイ」を採用しているのが特徴です。

Super Retina HDディスプレイの特徴を紹介していくと、コントラスト比は100万対1となっています。

コントラスト比とは、画面上の明暗部の差を表す用語として知られていて、100万対1であれば黒の輝度を1としたときに、白の輝度が100万倍ということになります。

コントラスト差が高くなれば色の違いがくっきりと表現できることができ、メリハリを効かせた鮮明なものを表現することができます。

とても高いコントラスト比により、今まで表現しきれなかった鮮明さを、Super Retina HDディスプレイでは手に入れることに成功しています。

また、有機ELディスプレイである点も大きな進化したポイントとなっています。

液晶ディスプレーの場合、液晶分子の方向を適度に変化させて、バックライトの光の透過率を調整して映像を映し出しています。

スポーツなどの動きの速い動画を再生した場合、どうしても反応が追いつかずに遅延が発生し、モザイクのような残像が発生しやすいのが難点でした。

その点で、有機ELディスプレイではは応答速度が速いこともあり、残像が残らずに動画再生においても常に安定したパフォーマンスを発揮することに成功しています。

他にも、液晶ディスプレイでは見る方向や角度によって階調が変わるものがああり、コントラストが低下したするなどの現象が発生するものです。

液晶テレビの場合は、ある程度見る角度を調整すれば気になることはないのですが、iPhoneの場合は常に同じ角度で見ることは少なく、どうしてもデメリットばかりが目立っていました。

これに対して、有機ELは視野角が広く階調の変化やコントラストの低下といった現象の発生を抑制しています。

このように、とてもメリットばかりが目立つSuper Retina HDディスプレイですが、デメリットも多く存在しています。

iPhone XSは5.8インチ,iPhone XS Maxでは歴代iPhoneでも最大の6.5インチのディスプレイを採用してますが、そもそも有機ELディスプレイは製造コストが高く、本体価格のアップにつながっています。

これにより、10万円を超えるのが当たり前になっているのが実情です。

また、有機ELディスプレイは有機物が通電や湿気、酸素などの影響で徐々に劣化する傾向があります。

これにより、構造的に寿命が短いというのが一般的です。

ただ、通常使用では10年以上使用して初めて寿命を迎えるレベルですので、過度に心配する必要はありません。

それでも、液晶パネルよりは寿命が短いという点は十分に考慮すべきです、

やっと実用化が進んできた有機ELディスプレイですが、まだまだ進化するポイントは多いですね。

どんな故障が考えられるの?

圧倒的な美しさが魅力的なSuper Retina HDディスプレイですが、万能なディスプレイではなく残念ながら故障する可能性もあります。

先に紹介したとおり、有機ELディスプレイの特性上寿命が短いという点もありますが、それ以外でも様々な故障モードがあります。

まずは、単純に落下などによってSuper Retina HDディスプレイが割れてしまい、映らなくなったり見づらくなることがあります。

この場合は、単純に落とさないような方法を考えて故障リスクを抑えることが重要です。

例えば、絶対に落下させないように常にバッグの中に収納しておくであったり、肌見放さないなどの方法があります。

他にも、落下させても衝撃を吸収するようなものを使用する方法も有効的です。

代表的なアイテムとしては、画面保護フィルムやハードタイプのケースを取り付けるなどです。

画面保護フィルムは、衝撃を受けてもある程度吸収してくれるので、Super Retina HDディスプレイへのダメージを軽減してくれます。

見た目もさほど気になりませんのでおすすめできます。

他にも、地味な故障として画面の焼付きがあります。

特に液晶パネルで問題となる焼付きは、ずっと同じ画面を表示していると画面に焼き付いてしまい、いつまでもその焼付きが取れないことがあります。

液晶パネルとは多少異なっているSuper Retina HDディスプレイでも、焼付きは完全に防止することはできていません。

焼付きしないためには、パソコンなどではスクリーンセーバーという機能があり、同じ画面をずっと表示させないように工夫されています。

iPhoneにおいても、なるべく同じ画面を表示させないように動かしたり、ディスプレイをオフにするサイクルを短くすることで、焼付きを防止できます。

他では、熱などでSuper Retina HDディスプレイを変形させてしまうなどで、表示に悪影響を及ぼす可能性が考えられます。

液晶パネルの故障を修理する場合は?

iPhoneの液晶パネルやSuper Retina HDディスプレイの故障を疑われた場合、基本は自分で治すことは不可能です。

残念ながら、修理メーカーでの修理を行うことになります。

また、修理ではなくモニター交換という手段が取られることが一般的です。

Appleの公式サポートにおいては、AppleCare+に加入していれば、どの機種でも一律3,400円で修理対応が可能です。

また、有機ELディスプレイは高い印象がありますが、iPhone XS Maxでも37,400円で修理可能ですので、本体側の修理よりは比較的リーズナブルなイメージがあります。

それでも、やはり高いと感じますよね!

そんなときには、ぜひスマレンジャー難波店をご利用いただきたいと思います!

最新のSuper Retina HDディスプレイでも、親切丁寧に修理対応して、また美しい映像に復活させていただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最新のSuper Retina HDディスプレイでは、圧倒的な美しさが魅力的ですが、一方で焼付きなどのトラブルはぜひ避けたいものです。

もし故障した場合は、スマレンジャー難波店をぜひご用命くださいね!