iPhoneの画面がつかない? 画面がつかなくなってしまった際の対処法

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iPhoneの画面が突然つかなくなったという経験はありませんか?どうしたらいいのか、修理にいくらかかるのかわからないのも不安です。

 

今回は、そんな方にも安心していただけるようにiPhoneの画面が突然映らなくなる原因や、画面が映らないときのトラブルシューティングの方法について解説していきます。

 

iPhoneの修理費用と電源が入らないiPhoneの画面の直し方についても詳しく解説しています。ぜひ最後までお読みください。

 

突然iPhoneの画面がつかなくなった原因は?

 

iPhoneのディスプレイが突然暗くなり、何も表示されなくなった場合、通常、電源が消耗しているか、ユニットに問題があるかの2つのケースがあります。

 

電池に問題がある場合は、iPhoneの電源を切ってから再起動するか、充電に接続すると問題が解決するはずです。一方、バッテリーがまだ満タンの場合、考えられる原因は多数あります。

 

 

バッテリーが切れている

 

携帯電話が突然使えなくなった場合、通常はバッテリーの疲労が原因です。多くの場合、バッテリーに通電したつもりが、実際には充電されていなかった場合に起こります。

 

バッテリーが不具合を起こし充電できない場合もありますが、接続ケーブルの消耗が原因と考えられます。定期的な抜き差しで、充電器はやがて弱っていきます。

 

ケーブルを交換するか、キャリアショップで充電を復活させれば、ほとんどの場合、これが問題と特定されます。また、時間が経つと、満充電と表示されていても、バッテリーの経年劣化により正しく表示されていない場合があります。

 

ソフトウェアやiOSの不具合

 

iPhoneに最新のiOS 16をインストールした後、ソフトウェアの不具合やエラーによって、画面が消えたり、電話が反応しなくなったりすることも、非常に多いです。

 

他の外部的な問題がなければ、画面が真っ黒で反応しないのは、ソフトウェアの不具合か故障の可能性が高いと思われます。

 

落下や水濡れによる故障

 

iPhone本体を不意に落下させたり、過度の水分にさらした場合、正常に動作しなくなったり、ディスプレイが突然真っ暗になることがあります。

 

バックライトが切れている

 

バックライトの故障の場合、携帯電話本体は無傷なので機能に支障はありませんが、ディスプレイが真っ黒になってしまうと、視覚でボタンを識別することができなくなり、効果的な操作ができなくなります。

 

また、水没や落下によるバックライトの不具合は、他の部品は無事でも散発的に発生し、不具合箇所が拡大する可能性があります。そのため、使用中に必要なデータのコピーやアプリの移行を行うことをおすすめします。

 

iPhoneの画面がつかない時に最初に確認すること

 

iPhoneが暗くなる問題の解決は、iPhoneの画面が機能していない部分と、その背後にあるシステムや部品によって左右されます。

 

最初に、iPhoneの不具合のための対処法を考える前に、画面が起動していないのか、またはiPhoneデバイスが起動していないのか、把握することが重要です。

 

画面とバッテリーどちらに原因があるのか特定する

 

iPhoneの画面が点灯しない理由としては、上記のようにiPhoneの画面が非アクティブである場合と、iPhoneの電源が切れている場合の2つが考えられます。どちらも、iPhoneの画面が点灯しないことになりますが、根本的な原因は異なります。

 

ディスプレイが休止しているだけなら、iPhoneが適切に動作していることを意味しますが、画面が光っていないので監視することはできません。しかし、iPhoneが非アクティブになっている場合は、起動すらしていないことになります。

 

 

バックアップを取っておこう

 

iPhoneを再起動すると、一般的に保存されている情報を消去する必要があるため、必要なファイルを保存しておくことが重要です。

 

クラウドやパソコンに文書を保存しておけば安心ですが、ディスプレイが動作していない場合は、バックアップを取るのは不可能に思えるかもしれません。

 

幸いなことに、機能するテレビがあれば、iPhoneに保存されたデータにアクセスすることができます。

 

用意するものは次の3つ

  • スマホの充電ケーブル
  • HDMIケーブル
  • MHL-HDMI変換アダプタ

 

MHL-HDMI変換アダプターを使えば、スマホからテレビに情報をアクセスすることができます。ただし、購入前に手持ちの機器がMHLに対応しているかどうかを確認し、テレビのリモコンと併用できるものを選ぶことが重要です。

 

接続方法は、MHL-HDMI変換アダプターとテレビにHDMIケーブルを差し込み、HDMI変換アダプターに充電ケーブルを装着し、端子はiPhoneに差します。リモコンの「入力切替」機能を数回活用すると、画面にスマホの情報が表示されます。

 

あとはテレビ画面を見ながら、microSDカードやiCloudにデータを転送すればOKです。トラブルを防ぐために、普段からPCやクラウドにデータをバックアップしておくことをおすすめします。

 

また、iPhoneの設定で自動バックアップを行うこともできます。

 

iPhoneの画面がつかなくなった時の対処法

 

iPhoneの画面がつかないときに行うべきことを、ポイントを分けて紹介していきます。

iPhoneを充電する

 

バッテリー残量が十分でなく、iPhoneのモニターが黒くなり、起動しなくなることがあります。したがって、まずiPhoneを充電ケーブルに接続し、その反応があるかどうかを確認してみてください。

 

バッテリー残量ゼロのマークが表示されている場合は、本体には問題がない可能性が高いです。iPhoneに十分な電力が供給されると同時に画面が点灯し、通常通り電源が入るようになります。

 

それでも、充電しても画面が真っ暗なまま起動しない場合は、iOSまたはソフトウェアに問題がある可能性があります。

 

 

iPhoneの強制終了と再起動

 

まずはiPhoneを強制終了し、設定画面を表示させることが重要です。

 

  • iPhone 6s以前のモデルの場合、Appleロゴが表示されるまで電源ボタンとホームボタンを同時に押し続けます。
  • .iPhone7/7Plusの場合、電源キーと音量キーを同時にAppleロゴが表示されるまで押し続けてください。
  • iPhone8/8 Plusまたはそれ以上の最新バージョンの場合、Appleロゴが表示されるまで、音量+ボタンを押しながら瞬時に解除し、音量-ボタンを押しながら瞬時に解除し、スリープボタンを押し続けてください。

 

Appleロゴが表示された後、ボタンを離し、デバイスが再起動するようにします。端末が再起動し、ホーム画面が表示されるまでしばらく待ちます。

再起動が終わったら設定画面に移り、システムのアップデートなど確認しましょう。

 

 

iTunesで初期化してアップデートする

 

上記の方法でiPhoneの暗くなる画面に終止符を打つことができない場合、PCのiTunesで初期化または復元を実行することによって問題を解決できる可能性があります。

 

まず、コンピュータのiTunesにアクセスし、不具合が起きているiPhoneをUSBで接続します。その後、デバイスがまだこの接続にある間に、手動で再起動を完了し、リカバリーモードにする必要があります。

 

iTunesがリカバリ状態のiPhoneを認識すると、  “復元 “または “アップデート “のいずれかを選択できます。復元を選択すると、 iOSを再インストールすることになるので、デバイス内のデータはすべてリセットされます。データをそのままにしたいのであれば、.アップデートを選択します。

 

システムが最新のものに更新されるので、様子をみてみましょう。

 

iPhone対応の修理店に持っていく

 

あらゆる修理方法を試みてもiPhoneの画面が真っ暗なままの場合は、バッテリーやバックライトの寿命が来ている可能性が高く、修理が必要です。

 

AppleCare+のサービスプランが残っていれば、無償で交換できる可能性があります。そのような場合は、Apple Storeや修理店にご相談いただくのが得策です。

 

iPhoneの画面がつかないときの修理費用相場

 

修理店選びの大きなポイントになるのが「費用」です。ここでは、iPhoneの液晶画面が表示されないときの料金相場と補足情報をご紹介します。


よろしければこちらも御覧ください。

 

Apple Store正規店(Apple care+の保証対象)

 

Apple CareやApple Care+を利用した場合、修理代は合計で1万円程度となります。なお、認定ショップでiPhoneを修理した場合は、本体ごと交換するのが一般的です。

 

Apple Store正規店での修理金額

 

Appleの保証が適用されない場合、iPhoneの修理にかかる費用はiPhoneモデルによって異なります。古いものであれば3万円から4万円程度、最新のものであれば6万円程度と、かなり高額になります。

 

スマレンジャーでの修理金額

 

当店のような修理専門店でiPhoneを修理する場合、通常は破損した部分だけを新しいものに交換することが多いです。

 

そのため、ディスプレイが正常に機能していない場合、記載されているメンテナンス項目は「ガラス交換」ではなく「液晶交換(修理)」や「フロントパネル交換」になりますので、メンテナンス費用を判断する際にはご確認ください。

 

修理代金は店舗によって異なりますが、iPhone5~7であれば7,000~10,000円程度で修理が可能です。上級機種になると修理代金が高くなったり、修理を断られることもあります。

 

故障が原因でiPhoneの画面がつかない場合はスマレンジャーに!(まとめ)

 

iPhoneの画面故障は修理代金が高額になることがあります。診断と修理を行うには、信頼できる修理業者にiPhoneを持ち込むのが一番です。

 

損傷の度合いによって、修理費用が異なる場合があります。この記事で紹介した手順を実行することで、お使いのデバイスを再び正しく、安全に、そして素早く動作させることができます。

 

いくつかの故障は、簡単な手順で自分で直せることを覚えておくことが重要です。しかし、問題が続く場合は、資格のある修理サービスによってそれをチェックし、サービスを受けることを検討してください。