PhoneやiPadを持っている人は知っておいた方がいい機能のご紹介。今後、基本ソフト(OS)のアップグレードを促す通知がひっきりなしに表示されることになるでしょう。
アップルは19日、「iOS 11」正式版の配信を開始しました。対応機種はiPhoneがiPhone 5s以降、iPadが第5世代iPadやiPad mini 2以降、iPodが第6世代となっている(残念ながらiPhone 5は非対応となっています)。
これは何を意味するのでしょうか? 問題はアップグレードすべきかどうかではなく、「いつアップグレードすべきか」です。iOSの通知を無視したとしても、他のアプリにアップグレードを要求されることもよくある話です。
iPadを持っている人は、今すぐにアップグレードすべきでしょう。新しいマルチタスクや生産性向上機能により、ついにタブレットをノートパソコンのように使えるようになったからです。iPhoneユーザーも、より自然で表現力も豊かになった「 Siri 」の音声やコントロールセンターのデザイン変更や、アップストアの見た目一新など、さまざまな改善点に気づくことでしょう。
しかし、これ以外にも便利な機能が多く隠れています。iPhoneの操作に役立つ11個の隠れ技を以下のようにまとめてみました。
iOS 11、iPhoneで使える11個の隠れ技
①コントロールセンターのカスタマイズ
「設定」→「コントロールをカスタマイズ」でコントロールセンターで設定できる機能を選べるようになりました。
②ストレージの解放
ストレージの空き容量が少なくなってきたときに、「メッセージ」アプリの添付ファイルを削除できるようになりました。「設定」→「一般」→「iPhone(iPad)ストレージ」→「大きい添付ファイルを再検討」で、削除したいファイルを左にスワイプすればOK。
③複数アプリの一括移動
アプリを1つ選んで長押しし、アイコンが震えてきたら移動を始め、他の移動したいアプリをタップして重ねていき、重ね終わったら、フォルダーなど好きな場所にまとめて移動する。
④シリに文字 入力
人にあまり聞かれたくない質問をするときなどに、シリに文字入力でも指示を出せる機能が追加されました。「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「Siri」→「Siriにタイプ入力」で、ホームボタンを長押しし、キーボードが表示されたら指示を入力することが可能となりました。
⑤スクリーンショットの編集
スクリーンショットの方法はこれまでと変わりませんが、画面の端に表示されたプレビューをタップし、落書きをしたり、トリミングしたり、文字や矢印、吹き出しを加えたりできる機能が追加されました。
⑥動画スクリーンショット
画面の撮影だけでなく、録画もできるようになりました。「コントロールをカスタマイズ」でコントロールセンターに「画面収録」ボタンを追加し、録画したいときにそのボタンを押せば録画ができます。
⑦「メッセージ」アプリの通知停止
「メッセージ」アプリの着信通知がうっとうしいと感じたら、メッセージを選んで左にスワイプし、「通知を停止」を選択すれば簡単に通知を停止することができます。
⑧片手入力
キーボード上の地球儀アイコンをタップして、キーボードを左寄せにするか右寄せにするかを選べるようになりました。
⑨書類のスキャン
「メモ」アプリで新規メモを開き、キーボードメニューにある「+」ボタンをタップし、「書類のスキャン」を選択する。カメラが起動したら書類を撮影し、四隅をドラッグしてサイズを調整し、保存・署名する。
⑩QRコードの読み取り
カメラを開き、QRコードにかざせば「Safari(サファリ)」ブラウザーやアップストアへのリンクが表示されるようになり、サードパーティー製のQRコード読み取りアプリが不要になりました。
⑪さらに生き生きとした「Live Photos」の撮影
iPhone 6s以降の機種では、動く写真が撮れる「Live Photos(ライブフォト)」が使えるが、この機能がさらに向上しました。撮影した写真を開き、画面下部から上にスワイプすると、「ループ」「バウンス」「長時間露光」といった新しいエフェクトが選べるようになりました。
以上がiOS11、iPhoneで使える11の隠れ技でした★