iPhoneで専用アプリを使わずにメモリを開放する方法【iPhone修理戦隊スマレンジャーミニコラム】

 | 

長年iPhoneを使っていると、どうも動きが遅いだとか、モッサリしているだとか、兎に角購入当時のサクサク感がだんだんと無くなってきてしまわないだろうか。

 

そういうときに「iPhone 早くする」だとか「iPhone 遅い」とかで検索するとだいたい決まって「不必要なアプリを停止する」やら「一回再起動する」などと、検索結果には出てくるはずだ。

 

それはそうだ、iPhone内部のCPUを沢山働かせば働かせるほど、複数の作業を増やせば増やすほど1つ1つの動作は遅くなっていく。

 

複数のアプリを起動し続けることでメモリの使用量も増え圧迫されるからだ。

 

パソコンやスマートフォンに限らずメモリはよく「机」に例えられる。

 

机が広ければ広いほど、必要な資料や工具を出して置けるため、いちいち工具箱や本棚まで行く手間が省け、結果作業が早くなるわけだ。

 

ところが、いくら机が広くても限界がある。

 

限られた広さに本や道具を積み重ねると作業スピードはガタ落ちすることだろう。

 

メモリも同じような事が起きる。

 

最近増えたとは言えデスクトップパソコンよりはまだまだ少なめなiPhoneのメモリ容量は、意識していなければ意外とギリギリに使いがちなのだ。

 

そこで、メモリクリーナーだとかメモリ掃除だとか、そういう名前のメモリ容量監視アプリが出てくるわけだ。

 

一定時間ごとに自動で使っていないアプリを停止し、メモリを開放してくれる。

 

しかしながら、やはりメモリクリーナー系アプリも当然動作するにはメモリを消費することになる。

 

筆者なぞは、常駐アプリ自体が少ないので気にはならないのだが、メモリ開放のために起動したアプリのせいでメモリを使うなんて本末転倒じゃないか!

 

という方もいるだろう。

 

アプリを1つ1つ上にスワイプして終了させるという方法もあるにはあるが面倒くさいと思う。

 

なので、筆者が知る限り一番簡単な方法を提供させてもらいたい。

 

まずは、「電源/スリープボタン」を長押ししよう。

 

すると、「スライドで電源オフ」と表示されるはずだ。

 

もちろん、電源をオフにするわけではない。

 

そのまま、ホームボタンを5秒ほど長押しするのだ。

 

そうして、ホーム画面を表示させる。

 

そうすると、起動していたアプリが全て終了し、メモリが開放されているのだ。

 

どうだろう?呆気ないほど簡単ではなかろうか?

 

わざわざアプリを入れたくない、再起動させるのも時間がかかるし面倒くさい、という人にはオススメの方法だと思う。