今年の夏は異例の暑さでしたよね!
歴代最高気温をマークしたエリアが続出して、更に連日35℃以上の日が続きました。
人間も熱中症などの病気で搬送させた方が多くいらっしゃいましたが、このような暑さの中でiPhoneはどれだけ耐えることができるのかが気になりますよね。
ここでは、iPhoneと熱に関しての情報を提供します。
iPhoneのカタログ上のスペックは?
どんな家電でも、必ずこの温度まで耐えれるという基準があります。
そのデバイスに応じて適用される基準が異なりますが、iPhoneの場合はIT 機器の安全性 (Safety of Information Technology Equipment、IEC 60950-1、2005 + A1:2012) に定められている安全基準に準拠しています。
また、この基準を元にして各国独自の安全基準を採用していることで知られています。
iPhoneはグローバルなデバイスですので、一国の基準だけに囚われてしまっては問題になってしまいます。
よって、主に次のような安全基準に準じたデバイス設計をしているのです。
・UL 60950-1 (米国)
・CSA 60950-01 (カナダ)
・EN60950-1 (ヨーロッパ)
・AS/NZS 60950:1 (オーストラリアおよびニュージーランド)
では、IEC 60950-1ではどのような基準を設けているのでしょうか?
iPhoneの公式的な数値を用いると、 -20℃~ 45℃ を超える環境にデバイスを置くとデバイスが耐久せず故障の要因となることが示唆されています。
これはあくまでも故障の要因となる温度であり、これ以外にもパフォーマンスを維持するために必要な温度環境があります。
iPhoneでは、 0℃ ~ 35℃の間で使用することが推奨されています。
先に紹介した-20℃~ 45℃ とは大きな開きがありますよね。
最低温度に付いては、まず通常環境下では-20℃近くになることはありえませんが、0℃以下になる可能性は秘めています。
低い温度には比較的対応することが可能なのですが、高温についてはあまり耐久性がないという印象があります。
高温になる可能性があるケースは?その対処法は?
まず、高温になるとiPhoneとしてはどのような症状が現れるのかについて紹介します。
熱を持つと、iPhoneに限った話ではありませんが熱暴走という問題があり、熱によってCPUなどの動作が異常となってしまいます。
最も影響を受ける部位としてはバッテリーがあり、バッテリーが熱を帯びると充電が遅くなったり、場合によっては停止してしまいます。
バッテリーは消耗品ですので、過度に負荷をかけすぎると劣化が進み、持ちも悪くなります。
ひどい場合には膨れ上がって本体を圧迫するリスクもあるので要注意です!
もちろん、iPhoneは安全設計を用いているので危険性が低いのですが、持ちが悪くなるというのは費用もかかるのでなるべく避けたいものです。
また、ディスプレイが暗くなる症状も見られます。
これは、バックライトなどの動作を司る部位の動作に支障をきたすために、このような症状が発生します。
場合によっては全く映らなくなるので、温度が下がるまで待つかバッテリー切れになって再起動させるしか亡くなります。
大切な作業中にこのような症状となってしまうと、泣いてしまいますよね!
iPhoneになっても基本的な機能として重視されている通話に関しても、低電力モードに切り替わってしまう可能性があり、電波が悪くなることで通話が困難となります。
通話だけはWi-Fiを使うことができませんので、緊急事態時などでは非常に困ることになります。
CPU関連が完全に熱暴走により動作不良に陥ると、特にグラフィックを多用するアプリなどを使用できなくなります。
仮に使用できでも動作パフォーマンスが著しく低下してしまうこともあり、イライラしてしまいます!
では、デバイスに熱が帯びる要因とその対処法にはどのようなものがあるのでしょうか?
要因①:夏場に車に置きっぱなしにする
最も発生しやすい要因としては、真夏の炎天下に車中に置きっぱなしにするケースです。
エアコンをかけていれば良いですが、車を完全に停止しておくと、あっという間に雰囲気が40℃近くまで上昇します。
これにより、子供が置き去りになってしまい死亡するという事故も多く発生してしまいますよね。
iPhoneも同様で、数分でデバイス内部が40℃以上になってしまいます。
可能な限り車に置きっぱなしにせず、持ち歩くほうが無難です。
また、置き場所にも注意すべきで、絶対にダッシュボードには置かないようにしましょう!
要因②:ナビゲーションアプリを車の中で長時間使う
こちらも車に関しての要因となりますが、最近ではiPhoneをカーナビ代わりに使用する方が増えています。
これ自体は非常に便利なのですが、実は常にiPhoneに負荷がかかる動作なので、発熱をします。
更に、シートなどの上に置いてくとそれだけで熱もこもるので、このダブルパンチで動作不良を引き起こすことがあります。
エアコンの吹出口の近くにスタンドを使って設置しておくと、冷却することができますよ。
他にも、なるべく違うアプリを使用することで常に過負荷な状態を解消して、熱冷まし効果を発揮することもできます。
要因③:長時間直射日光にさらす
車以外の環境でも、窓際の直射日光が当たる環境にiPhoneをずっと置きっぱなしにしておくと、熱がこもります。
また、iPhoneケースを付けたままにしておくと、更に放熱処理ができないようになり、アツアツな状態となってしまいます。
更に、充電しながら直射日光に当たる場所に置いておくのは最悪で、あっという間にデバイス温度が危険水域に達します!
置き場所としては、直射日光に当たらない場所においておくことが重要です。
要因④:暖房の近くに置いておく
冬場によくやりがちなのですが、ヒーターなどの近くで置いておくと、当然iPhoneも暖かくなってしまいます。
ひどい場合には、熱により変形などのリスクもありますので、過度に近づけるのは危険です。
また、意外なシーンとしてこたつの中もあまり良い環境とは言えません。
特にこたつのヒーター部分に近い場所には置かないようにしましょう。
要因⑤:毛布などの上に長時間置いておく
ヒーターだけでなく、もっと身近に行ってしまうこととして、毛布などの保温性の高い寝具の上に長時間おいておくことです。
寝室で寝る前にiPhoneを見ていて、知らないうちに寝てしまっていたなんてケースが多々ありますが、その時に毛布の上に充電している状態で設置すると、かなりの熱が発生します。
置き場所としては、毛布などは避けるように注意してください。
iPhoneが警告を発生する!
iPhoneでは、温度センサーを内蔵しており、一定の温度に達すると温度警告アラームが発生します。
この状態になると、緊急電話以外の操作を行うことができません。
まずは、すばやく本体の電源を切り、涼しい場所に置いて冷ますという動作を行いましょう。
ただ、この時に冷蔵庫に入れるなどの急冷をする必要はありません!
逆に故障のリスクになるなるので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
熱はiPhoneにとっても大敵で、なるべく発熱させない、熱をこもらせない、上手く排熱するということを心がけましょう。
ひどい場合は動作不良だけでなくバッテリーの破損や本体の破損なども発生することが考えられます。
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