iPhoneが熱くなることは一般的な現象ですが、長時間の使用や特定のアプリの使用によって異常に熱くなることがあります。

この記事では、iPhoneが異常に熱くなる原因やその対処法について紹介します。

iPhoneが熱くなる原因として、バッテリーの寿命や充電器の不良、使用中のアプリや設定、環境温度の上昇などが挙げられます。

それによりiPhoneが過熱してしまうと、バッテリー寿命の短縮やパフォーマンスの低下、あるいは破損を引き起こす恐れがあるので、適切な対処法を行ないiPhoneの過熱を防ぎましょう。。

iPhoneが熱くなる時の直し方

iPhoneの使用を止めて、冷ます

iPhoneが異常に熱くなっている場合は、まず使用を止めて冷ますことが重要です。
iPhoneを直射日光や高温多湿な場所から離して、冷却を待つことで熱くなりすぎることを防ぎます。

※急速に冷ますのではなく、使用を止めて放置し自然に冷めるのを待ちましょう。

iPhoneのケースやカバーを外す

iPhoneがケースやカバーに包まれている場合、iPhoneが本来もつ排熱機能を十分に発揮できないため、熱くなりすぎる原因となります。

そのため、ケースやカバーを外すことで熱を放出することができます。

iPhoneのデータ容量を減らす

iPhoneのストレージがいっぱいになっている場合、動作が遅くなることがあります。

その結果、CPUの処理が増加し、iPhoneが過熱することがあります。
不要な写真や動画、アプリ、メッセージなどを削除し、ストレージの空き容量を増やすことで熱くなりすぎることを防ぎます。

iPhoneのキャッシュを削除する

アプリのキャッシュが蓄積されると、ストレージの容量を圧迫し、またiPhoneの動作が遅くなることがあります。

それに伴い、CPUの処理が増加し、iPhoneが過熱することがあります。
不要なキャッシュを削除することで、iPhoneの動作を軽くし、熱くなりすぎることを防ぎます。

キャッシュとは・・・
iPhoneがアプリやウェブサイトなどを開くと、一時的なデータを保存する場所があります。例えば、YouTubeを観覧すると、再生した動画の情報がキャッシュに保存されます。

アプリの自動更新をオフにする

アプリの自動更新が有効になっている場合、バックグラウンドでアプリが更新されることがあります。
その際、CPUの処理が増加し、iPhoneが熱くなりすぎることがあります。

アプリの自動更新をオフにすることで、過熱を防止できます。

iPhoneが熱くなっている時にやってはいけないこと

エアコンやドライヤーでの冷風をあてる

iPhoneが熱くなりすぎた場合、エアコンやドライヤーで冷風をあててはいけません。

これは、急激な温度変化によりiPhone内部に結露ができ、iPhoneが故障する可能性があるためです。
また急激な温度変化により、iPhoneの部品が破損する可能性もあります。

iPhoneが熱くなったまま使い続ける

iPhoneが熱くなっている場合は、そのまま使い続けてはいけません。

熱いiPhoneを使用し続けることで、iPhoneのハードウェアが損傷を受ける可能性があり、iPhoneの故障やデータ損失のリスクが高まります。

リカバリーモードや初期化をしない

iPhoneが熱くなっている場合は、リカバリーモードや初期化を行わない方がいいでしょう。

最近のiPhoneは熱くなりすぎると、自動的に「iPhoneが高温になっています」となり使用不能になります。

基本的には自然に冷ますだけで元に戻るので、使用をやめて放置がいいでしょう。

熱くなったからと不安になり、リカバリーモードや初期化をしていまうと、大事なデータを消してしまう可能性があるため、安易にリカバリーモードや初期化を行わない方が良いでしょう。

iPhoneが熱くなる原因は？

バッテリーに寿命がきている

バッテリーの寿命が過ぎると、電力が安定せずにiPhoneが異常に熱くなることがあります。
また、充電回数が増えるにつれて、バッテリーの寿命は短くなっていきます。

充電器やケーブルに不具合がある

iPhoneを充電している充電器やケーブルに欠陥がある場合、iPhoneに適切な電力が供給されず、充電中に異常に熱くなることがあります。

長時間のアプリや動画視聴

特定のアプリや設定を使用することでCPUの処理が多く必要になり、iPhoneが熱くなりすぎることがあります。

例えば、長時間のゲームプレイや動画視聴、GPSを使用することでiPhoneが熱くなることがあった場合は、すぐに操作をやめ、自然に冷ますようにしましょう。

iPhoneの使用環境温度の上昇

高温多湿な場所に長時間いることで、iPhoneが熱くなりすぎることがあります。
また、直射日光下や車内に放置することも熱くなりすぎる原因となります。

iOSなどのソフトウェアの問題

iOSのアップデートによって、ソフトウェアの問題が発生することがあります。

これにより、バッテリーの消費が激しくなったり、CPUの処理が増えたりすることがあり、iPhoneが熱くなりすぎることがあります。

iPhoneのケースやカバーによる排熱の不具合

iPhoneのケースやカバーが、熱を適切に排熱することができない場合、iPhoneが熱くなりすぎることがあります。

iPhoneの部品の故障

iPhoneの内部に修理や交換が必要な部品がある場合、それらが正常に機能しないために熱くなりすぎる原因となります。

iPhoneを熱くなったまま使うとどうなる？

バッテリーが短くなる

高温の環境下で使用すると、バッテリーの寿命が消耗します。
熱くなりすぎたiPhoneを使用し続けると、バッテリーの寿命が短くなります。

iPhoneの動作が遅くなる・動かなくなる

高温の環境下で使用することにより、iPhoneのCPUやGPUが損傷を受ける可能性があります。

これにより、アプリの動作が遅くなったり、画面表示に問題が生じたりする場合があります。

最悪の場合、iPhoneが完全に動かなくなることもあります。

iPhoneの電源やアプリが勝手に落ちる

過熱したiPhoneでは、電源が勝手に落ちることがあります。また、使用中にアプリが強制的に終了することもあります。

これらは、iPhoneの保護メカニズムであり、高温によって損傷を防ぐために行われるものです。

データが損失する

高温により、iPhoneに保存されているデータが破損する可能性があります。

これは、ストレージがダメージを受けることが原因です。
大切なデータがある場合は、熱くなりすぎたiPhoneを使用せずに自然冷却してください。

最悪の場合、発火する恐れがある

長時間高温環境下に置かれると、iPhoneのリチウムイオンバッテリーが過熱し、発火する可能性があります。

iPhoneが頻繁に熱くなる場合は、修理を！

iPhoneは使用年数が経てば経つほどバッテリーが消耗し、熱くなりやすくなります。

iPhoneが熱くなりすぎることが頻繁に起こる場合はバッテリーの交換など修理が必要になってきます。

この記事の対処方法を試してみても改善されない場合、修理に出してください。

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