一昔前の携帯電話は、いくら高機能と宣伝していてもできることは限られていた、通話は勿論メール、写真撮影、電卓…
所謂ガラホと呼ばれる携帯電話で言うところの高機能とは、何が出来るかと言う機能の拡張性より、カメラの高画素化や画面の大型化など、以前使っていた機能の性能を底上げという意味合いが大きかった。
ところが、昨今のスマートフォンはと言うと、アプリのインストールにより様々な機能をソフトウェア的に追加できる。
同じような機能を持つアプリでも、例えば電卓アプリ1つとっても様々な種類が有り、基本機能を抑えつつもデザインや使い勝手で細かく細分化されている。
その中から自分に合う、気に入るアプリを探すのも1つの楽しみと言える。勿論電卓アプリに限らずだ。
そうして色々と探している内にいつしか、iPhoneに最初から標準で入っているアプリは段々と使わなくなってくるかもしれない。
もしそうなった場合、使わないアプリはiPhoneの限られたリソースを裂く原因となりかねないので、アンインストールしてしまうのも良いだろう。
とは言うものの、標準アプリを削除できるのはiOS 10からである。ソレ以前のiOSを使っている方には申し訳ない。
削除方法は至って簡単だ。がしかし、中にはアンインストールできない標準アプリも有るが、普通そういう場合は残念ながら諦めるしか無い。
さて、まずは普通のサードパーティ製のアプリのようにホーム画面でアイコンをロングタップしよう。
この時思わずグッと力を入れてしまうと「タップ」ではなく「プレス」扱いとなり別の操作になってしまうので気をつけて欲しい。
そして、1~2秒程度画面を触れ続けロングタップをするとアイコンがブルブルと震えだすので左上の「×」マークをタップしよう。
そうすると、アンインストールが完了する。
因みに、アプリのアンインストールを行うとそのアプリ内のデータも消えてしまうので気をつけてもらいたい。
一旦アンインストールしたアプリを再度インストールしたい、といったことも勿論可能だ。
App Storeでアプリ名を検索すれば出てくるので、他のアプリと同じようにインストールしよう。
どうだろうか、iPhoneは勿論スマートフォンの便利さはアプリに支えられていると個人的には思っている。
折角、色々と試せる環境が揃っているのだ、標準アプリに拘らず世の中に出回っているアプリを使ってみるのも良いのでは無かろうか。