引っ越しや長期の移動などで環境が変わったとき、iPhoneが中々電波を捕まえず圏外になり、電話はおろかネットやメールも使えないということは無いだろうか?
そういうときに試してほしい手段が2つある。
まず1つ目、モバイルデータ通信の4Gをオフにするのだ。
4G回線は高速だが、未だ対応エリアが狭く、反して3G回線の方は対応エリアが広いため、なかなか捕まえられない弱い4G回線を狙うよりはいっその事3G回線に的を絞って安定した電波を掴もう、というわけである。
詳しい手順を見ていこう。
1.「設定アプリ」をタップ
2.「モバイルデータ通信」をタップ
3.「モバイルデータ通信のオプション」をタップ
4.「4Gをオンにする」をタップ
5.「オフ」をタップ
こうすることで、不安定な4G回線ではなく、比較的安定した3G回線を使用することができる。
とは言え、4G回線の対応エリアも広がりつつあるので、この小技はいずれ必要無くなるかもしれない、むしろ筆者としては早く使わずに済むようになって欲しいものである。
2つめは、機内モードの切り替えである。
この手段は、一旦圏外になったあと通信可能な場所に戻ったにも関わらず、電波が繋がらなかった状況に有効である。
それでは、手順を確認していこう。
1.「コントロールセンター」を表示する。
2.「飛行機マーク」をタップして「機内モード」をオンにする。
3.もう一度「飛行機マーク」をタップして「機内モード」をオフにする。
まるで、一度掘った穴をワザワザ埋め直すように、一見無意味に感じられる作業だが、こうすることにより手近な電波を探しなおしてくれるので、電波は有るはずなのに繋がらない状況ではすぐに電波が回復するはずである。
それでも圏外が続く、どこにいっても繋がらない!となれば、本体の故障が疑われるので購入したキャリアやAppleサポートへ確認してみよう。